syougoのブログ

余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論 101 朝霧の由布高原を <俳句13>

               

               季節の花300より



妻が呼ぶ十坪の庭の十三夜     月見酒といきますか


秋の校庭になるチャイム静     運動会の次の日の静かなこと


落日にすすきが燃ゆる由布鶴見   輝きながらさようならがいいな


今は昔籾焼く煙や母の郷      もう誰も居ない。寂しい限りだ


コスモスと読経波打つ椿堂     ぴったりの情景だなあ 和む


朝霧の由布高原を昇りくる     まだまだ、一息入れて さてと


                

                       季節の花300より

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