卒寿小論 107 綸言(リんげん)汗のごとし(上方)
[(礼記)(漢書)天子のことばの取り消し難いこと、出た汗がもとにかえらないのにたとえる。〗
なんとなんと、政治家や組織のリーダーの失言の多いことに驚いている。今しゃべったことを数時間後に取り消したり、訂正したりと大忙しである。
上に立つ人は、往々にして権力を持ったと勘違いをして「思い上がった発言」が命取りになることがある。
一般庶民とかけ離れた生活をしているのであらゆることについてその価値観がまるで違う。特に金銭感覚などは一般庶民とは大きくかけ離れている。億単位での金の動きが当たり前と思っている。だから数千万円の金など意識の中にない。
かなりの人数の歴代内閣総理大臣をみてきたが矍鑠とした心に残るリーダーはそうはいない。しいて言えば、中曽根康弘内閣総理大臣が一番に頭に浮かぶ。本当の姿は分からないが、公的な報道を通してみる限り好印象で心に残る一人である。
(平成26年)92歳で矍鑠とした対応をしているのが頼もしい。2019年(令和元年)11月29日101歳にて没。
リンドウ 季節の花300より
花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」「正義」「誠実」
ダンチョネいろは歌
朝の発言 夕べに消して 政治の世界はネ
あたりまえ ダンチョネ
年功序列と 終身雇用 (キュッキュキュ ~ )
日本の宝を なぜ捨てる (ブンガチャッチャ ~ )