syougoのブログ

余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論 147 総領の甚六(じんろく)(甚六は順録のなまり) <江戸>

『総領息子は愚鈍でも順序として父の世禄を襲(つ)ぐことから、総領は他の兄弟にくらべて、愚鈍・温順なこと。』


 総領は甚六に限る。愚鈍で温順だから家族,親戚、知人、友人が心を許して付き合うことができる。


 頭が切れて、性格が厳しいやり手の総領は、兄弟姉妹にとって大変な重い存在になる。


 初めに生まれた子どもは、男であれ女であれ大事に丁寧に育てられ周りの人々の愛情を十分に受ける。二番目以下は大雑把に大胆に育てられる傾向にある。とてもたくましく育つようである。


 たしかに親戚や知人の子どもたちをみても、初めての子どもと二番目以下の子どもとの性格傾向が違う。


 どちらにもそれなりの良さがあり面白さがある。特に総領がよく育つと二番目以下もうまく育っていくようである。


           

                 ダンチョネいろは歌


        日本よいとこ やさしい国よ (アーどうしたどうした)
        げたをはかせてネ 祝い酒 ダンチョネ (エーなんとなんと)


        昭和・平成 令和と生きて 後は彼岸でネ 
        寝て暮らす ダンチョネ

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