卒寿小論 148 袖ふりあふも他生の縁(上方)
【道行く知らぬ人と袖の触れ合うのも宿縁である。すなわち、ちょっとしたできごともすべて宿縁の因縁によるものであるということ。】
自分がこの時代に、この場所に、この両親のもとに生まれて、この学校に通い、この仕事について、この人と家庭を持ち、この娘をもうけ、孫が二人でき、大勢の親戚や知人に囲まれて生活していることを考えるとすごいことだと感心してしまう。
どこかで少しでもずれていたら今の自分は存在しないということである。
そばの花 季節の花300より
ダンチョネいろは歌
結婚しないよ 子どもいらぬ (アーどうしたどうした)
集団自衛でネ 身を守る ダンチョネ (エーなんとなんと)
すごいことだよ 袖振りあって 共に生きたネ
半世紀 ダンチョネ