卒寿小論 149 メモ魔になろう <子育て 3>
子育て作戦タイム 3 親の役割を学ぶ
子どもが主役になって行動を進めていくが、主役を動かすのは母親であり、父親であり、教師である。
中でも母親の役割は重要である。スポーツに例えるならば、監督であり、コーチであり、応援団長である。
一番困る監督は、その時の気分で言うことが変わる監督である。
選手が同じ行動を取っても褒める時もあり、叱る時もある。このチームをどのようなチームに育てるのか。方針が確りしていないのが一番の問題である。
コーチも同じく指導の一貫性と、選手に対応する接し方の安定性が求められる。
応援団長も淡々としかも熱意をもって誠実に応援をしていかなければならない。
初めての子育てで分からないことが多いと思うが、そんな時は、子育ての先輩や教育の専門家に素直に尋ねることである。
目の不自由な先輩が。道が分らなくなった時はすぐ近くに居る人に尋ねます。と言ったのが心に残っている。
それが一番の解決方法である。「尋ねること」は一生の仕事である。
年齢を重ねれば重ねるほどに分からないことが増えてくることが不思議である。
さて監督であり、コーチであり、応援団長であるあなたは、どのようにして監督やコーチや応援団長としての力を身につけていきますか。
「子育て」は「自分育て」と同じことです。
「子育てメモ」をつける習慣を持つ。「子育て」を含め一日の中で新しく気付いたことをメモしよう。
新しく気づいたことは、新しい発見です。新しい発見は新しい喜びや子育てに対しての意欲を盛り上げます。
親は子どもの姿や行動を確りと観る習慣を付けよう。