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余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論 154 作戦タイムをいつ取るか <子育て 5>

                         子育て作戦タイム 5 作戦タイムを取るタイミング


 これまでいろんなスポーツに関わってきました。どのスポーツも試合の流れというものがありまして、いったん悪い方へと流れ始めるとずるずると悪い方へ悪い方へと行ってしまうことを経験しました。


 そんなときに<作戦タイム>を取ることによって、悪い方へ流れていた空気が切れて、元のリズムを取り戻すことがよくありました。


 これはスポーツに限ったことではありません。子育てにおいても、仕事においても生活のいろんな場面で<作戦タイム>が有効に良い変化を引き起こすことがあります。


 しかし、悪い方へと流れ始めると人はなかなか<作戦タイム>をとるゆとりをなくしてしまいます。


 そんなときのために、当事者でない周囲のだれかが<作戦タイム>を取ってあげることができる人間関係を日ごろから作っておくことがよろしいようです。


 「寅さんのようなおじさんが居るといいんだけどね。」


 さて、どんな時に<作戦タイム>を取るのが有効なのでしょうか。
また、<作戦タイム>の内容はどのようなものがよいのでしょうか。


 具体的な場面を上げて作戦を深めていきたいと思います。


 作戦タイムを取るタイミングが少し遅くなる傾向にあります。


 子どもが不登校傾向になった時は、早めに作戦タイムを取りましょう。


 小学校段階ではそう多くはありませんがある時期に問題の兆候が出てきます。友達関係が一番の原因になっています。それが原因で中学生になって不登校やいじめの問題が表面化してきます。


 子どもの登下校の姿を子どもに気づかれないように一度見ることを勧めます。


 校門がだんだんと近づいてくると歩く速度が鈍くなり、学校の塀にへばりついて動きが止まってしまいます。


 逆に、下校の時に登校時と同じような行動を取る子供もいます。
 どちらも生活上の問題が心を痛めています。


 子どもの持ち物や身体を注意深く観察してみましょう。ノートや教科書の破れや傷み、落書きなどはないですか。
 体に引っかき傷や腫れ、洋服が土で汚れていないですか。


 いじめの始まりや不登校の兆しを発見することができます。


 即 <作戦タイム>を取りましょう。


 一人で抱え込まないで、家族や先生や相談しやすい人に話してみましょう。このような時の相談相手になってくれる人を持っておくことを勧めます。

      

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