卒寿小論 162 先輩に学ぶ <子育て 7>
子育て作戦タイム 7 親の強みを子育てに
あなたの強みを子育てに生かそう。趣味や特技を最大限に活用する。
Aさんは、土日が来ると子どもと一緒に運動場でサッカーボールを蹴ったりキャッチボールをしたりして過ごしています。
Bさんは、本の読み聞かせをしています。子どもが字を読めるようになってからは輪読会に入ったようです。
Cさんは、子供が小さいのでしりとり遊びで一日を楽しんでいます。
Dさんは、休みの日は子どもと一緒に市の図書館に行っています。
Eさんは、子供が小さな時から家の仕事の一つを分担させています。初めはカーテンを開けるだけでしたが、今ではお米を研いだり、家の前を掃いたりと分担が増えて来たようです。
このような日常の生活が習慣化して来ると「学習」の方も自分で積極的にやるようになるそうです。
子どもの特徴を生かして、強みをさらに強くして、弱みを薄めていく作戦の方が弱みを克服していく努力よりも頑張りが長続きします。
自信を持たせるには強みを生かすこと。一つのことに自信を持てば次から次へと積極的に行動を起こします。
あれもこれもやる必要はありません。これ一つを徹底させる。即ち習慣化するすることです。
子育てには親は待つ事を学ばなければなりません。
「ゆったりと優しく根気よく、強制することなく子どもが学んでいく心を育てる。」
子どものことは子どもに訊いてみることが一番です。それが出来にくい時は周りの人に観察してもらい意見を聞くことも有効です。
子どもが分かるようにしつけることを心がけます。
優しく目をかけて、すこしずつ手を放していきましょう。励ましながらゆっくりと見守りましょう。