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余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論 179 生きる力を身につけさせる <子育て10>

   自信を持って自分の力で問題を解決し前進していくこどもを育てる方程式


          参考にして下さい


     賞・受容・成就成功・理解・体験・安定感(分子)
     罰・敵意・不安・恐れ・欲求不満・劣等感(分母)


 分母を小さくして分子を大きくすることによって、自信(やる気・存在感)を大きく育てることができる。


(1) あることを成し遂げ、成功することで社会的に受け入れられると自信を持ち積極的
   な態度となる。
(2) 受容(愛情と信頼)が、自信を育てる。
(3) 理解(準備と練習)を確かなものにしていくと自信を持って行動する。
(4) 実行力を育てるには、体験をさせなければならない。子どもには失敗のチャンスが
   必要である。
(5) 注意や小言が多いと劣等感を持ち自信を失う。劣等感があると正しい自己評価がで
   きなくなる。
(6) 分子を大きくすると分母は小さくなっていく(無くなることはない)。
(7) 簡単そうで一番難しいのが、賞と罰である。


基本は、良い点に目をかけ、短所に目をつけない。長所を認めれば短所は目立たなくなる。


 ほめる(賞)場合でもよく考えて


①  常に公正無私であること。親の気分でほめないこと。
②  行為そのものをほめること。行為以外のことを持ち込まない。
③  ほめっぱなしにしないこと。親の気持ちを素直に伝える。


 叱る(罰)ときもよく考えて


①  叱って許す、叱って認める。叱った後のホローが必要。
②  言い分を聞いてから叱る。頭ごなしに叱らない。
③  冷静な気持ちで叱る。難しいこと。時間を置く手もある。
④  行為を叱り、子どもを憎んだり軽蔑したりしない。
⑤  なぐらない。暴力はトラウマとなりやすい。
⑥  父母で叱り方を変えない。よくあること。
⑦  あっさりと叱る。くどくなりがち。
⑧  子どもに即した叱り方を考える。
⑨  叱るときは、時と場所を考えよう。
⑩  目的を考えて叱る。叱っているうちに何のために叱っているのか分からなくなる。


        生活の中で具体的にどう実践するか。それが問題だ。

      

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