卒寿小論 629 川柳アラカルト5 家 族(夫婦)
思いでのどこにもそばにうちの人 榎田柳葉女
63年間共に暮らして、離れた日は公的な出張の時だけだったね。
家に居る妻で布団も陽の匂い 神田仙之助
もう今では無理だな。布団乾乾燥機などが出回って、
共働きも普通になったし、昭和だね、いいね。
千人の敵へ一人の妻で足り 小坂竜笑
石破首相を見ているとこの句を思い浮かべるんだ。頑張って。
子を還す犠打ばかりで夫婦老い 正谷柳筇子(まさやりゅうきょうし)
これも昭和だな。多くて二人の子供では犠打じゃなくてヒットで返すよ。
ホームランもあり。
僕を織る横糸妻が病んでいる 庄子喜一
こんな時が来るんだよ。介護一番頑張るぞ。内助の功に恩返し。
大丈夫、俺に任しとけ。やり通したぜ 88歳。