卒寿01 遊ばない子と遊べない先生

アイデアに生きた 油屋熊八 遊び心の人
子どもの性格と教師の性格の組み合わせは面白い。
孫が小学校3年生の時、ある日の連絡帳に、「今日の、しゅくだいは なし」と担任が書いた後に、
孫が続けて、「今日の、しゅくだいは なしをたべる」と、孫が、「なし をたべる」と付け足した。
たまたまそれを見つけた担任が、赤ペンで二重線を引いて消して、孫に注意して、
保護者に当てたメッセージを書き加えた。
娘からその話を聞いて、じいちゃんとして大いに反省した。
私の遊び心、ギャグが、そのまま孫に影響をしたのであると。
学級担任に「遊び心」があれば、子どもの心を捉えるいいチャンスだったと思うのだが。
「なしをたべる」を赤ペンで消さなくて、「先生もなしをたべるしゅくだいがいいな、
いつかいしょになしをたべよう」で、どうだろう。
孫と先生は、一年間ぎくしゃくと過ごしたようである。
子どもと教師の相性で、いいなあと思うのは、「子供も先生も遊び心があるのが一番」
「子供も遊び好きで、先生も遊び好き」のコンビでは、保護者がフラストレーションを起こしてしまう。
「子供も遊べない、先生も遊べない」コンビは、何らかの問題を起こしてしまう。
不登校児童生徒34万人超、休職教員7千人超の時代を改善していく一番の処方箋は、
子どもも大人も「遊び心」と「遊びの体験」を共有することではないかと思う。
年齢相応の遊びを体験して、大人になった子どもは逞しい。
遊びの経験なしに大人になった人は、今からでも
「年齢相応の遊び(趣味)の体験をお勧めしたい。
家庭や地域から遊びがなくなり、遊びの体験の場や人がいなくなった現代社会は、
勉強に励んで高学歴になった人でも考えられないような「過ち」をしでかすことがある。