syougoのブログ

余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論 513 見事な牽制球、さすが

2024年10月11日(金)11時40分、
弁護士の橋下徹氏(55)が
見事な牽制球を投じた。


三つのグループに再編すれば、すっきりする。自民党が割れて、
高市さんグループと日本保守党が合流。
立憲も割れて野田さんグループと石破さんグループが合流。
立憲の左派は共産党と合流。維新、国民なども三つのグループに分かれて行けばいい。
そうなれば、有権者は選択しやすくなる


走るぞ、走るぞとピッチャーを牽制してもそう簡単には走らない。
牽制することもなく突っ走るのは大谷翔平選手ぐらいだな。


走るそぶりを見せながら、走らない、走れないのが政治の世界である。
いざとなっても、高市さんは走らないだろう。
もし高市さんが日本保守党と手を取って走れば、
いっきに野田さんも石破さんも走り出すだろうが、先ずそれはない。
お互いに牽制はするが、走らないだろう。


今回の選挙で自公が過半数を割れば、連立を組むのが一番の安全策で、
ことはそれからの問題である。


自民党を割れば、保守の実態がより詳しく国民の眼に映るようになる。


今は、保守の姿が国民には見えていない部分がある。保守の保守足らんとするところは
「日本の国家体制」をどう変えるのかを国民に問わなければならない。
これが自民党を割ることの問題であり、怖さでもある。
主権在民の日本国憲法をどう変えるのかにかかっている。


  高市さんもそう簡単には走れまい。走るそぶりで牽制で終わるか。それとも。


   

        宵祭り火の神踊る野焼きかな  正 悟

卒寿小論 512 単純馬鹿な私の選び方

今、一番分からないのが政治で、二番目が宗教である。


どうせ分からないのであれば、大雑把に選択の方法を考えることにした。
政治も宗教も同じ考えで選択していく。


一政治家のバックにどのような集団がついているのか、を選択の材料にする。
「教育勅語の復活、天皇主権の明治憲法を支持する集団」と
「主権在民と日本国憲法を支持する集団」との大雑把に二つに分けてみた。


教育勅語を支持する集団に支えられている政治家は、建前上、
現、日本国憲法に反する主張はできないので、
せいぜい教育勅語の復活か靖国神社参拝、教育基本法の改正程度しか発言できないので、
そのことでバックの集団や国民にアピールしているようである。


主権在民を支持する集団に支えられている政治家は、
経済問題、教育、外交、原発等と身近な問題を話題にする傾向がある。


どの主張も現行憲法で保障されている基本的人権であるので何ら問題はない。
教育勅語支持派なのか、主権在民支持派なのか分かりにくい政治家が多い。
そんなことも我関せずの人の方が多数派である。


そんな時は、その政治家を支えている集団を見ることにしている。
現在は、ほとんどの集団がホームページを立ち上げているので、
先ず、ホームページを完全に読みぬき、過去の集団の歴史を見る。
すると、かなりの情報を集めることができる。


それをもとに、後は直観で支持する候補者を決定する。
だれに投票するかも自由で、それぞれの価値判断で自由に投票するといい。


投票される側の政治家は、裏金問題も重要であるが、
大きくはどのような国家体制を目指すのかをまずはっきりさせるべきである。


難しい問題であるが。ここが詐欺師の腕の見せ所。
本当のことは言えない、言わない。
        なってみたらアッと驚く為五郎。

卒寿小論 511 詐欺師なのか善導師なのか?

詐欺師と善導師は、紙一重で見分けがつきにくい。


宗教、政治の世界には紙一重の人物や集団が現れる傾向にある。


どこで詐欺師なのか善導師なのかを見分けるかと言えば、
金儲けでやっているか、自分や自分が所属する集団のために
働いているかで見分けることにしている。
とは言うものの簡単には見分けることはできない。


知り合いのお年寄りが、寄り合いから帰りがけに話していた。
「空」だの「無」だの「因縁」だのと言ってるがちっとも分らん。
詐欺にあったようなもんじゃ。けども、あのお坊さんは信用できる人じゃけん、
信用しちょるんじゃ。


そうですね。誰が言ったかが詐欺と善導の分かれ目でしょうな。
だれが言った言葉なのかは大きな問題ですね。
宗教にせよ政治にせよ誰の発言かが、重要である。


まあ「鰯の頭も信心から」で、信心しないことには先へ進めないな。


お釈迦さまも、親鸞様も、信心しないことには、偉大なる詐欺師になってしまう。
さて、今の政治で誰を、どの政党を信用するかが問題ですね。
誰も信用できないなどと言っては前に進めない。「鰯の頭も信心から」で、
まあ誰かを信じて、前に進むことにしよう。


           それが私の生き方です。健康的ですね。