syougoのブログ

余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論 415 解散は何のためにあるの?

 岸田総理は、いつも解散は全く考えていませんという。


 総理にとっての第一の権限について、考えていないとは、そんな人に国を任せる国民は不幸である。
 解散は、大きな政治的課題をある方向に舵を取ったときにその是非を国民に問うためにある。
 今回は、「政治資金規正法の改革」について、これでよろしいかと国民に信を問う解散である。この場合野党も「政治資金規正法の改革」についての原案を国民に知らせておくことが大切である。その違いによって国民は判断の資料になる。


 岸田総理は、国民に信を問う解散は、全く考えていないといっているのであろう。それは納得できる。
 彼は、真剣に解散のことを考えている。自分や自分が所属する政党にとっていつ解散するか、どういう理由をつけて解散するかは常に考えていることであろう。


 国民のための解散にするか、自分のための解散にするか。国民のための解散と見せかけて、自分の権限を拡大していった人も多くいる。
 この手は、国政だけではなく地方の首長もたまに使う手口である。


 「政治資金規正法の改革」がまとまって国民に開示された時、総理は信を問う解散ができるのか、ここが見どころである。
 野党の諸君も野党としての「政治資金規正法の改革」案を提示してほしい。文書として証拠として残るように提示してほしい。
 それができないときは、野党も与党の「政治資金規正法の改革」にほっとしているのではないかと国民に思われますぞ。


 今、野党が国民のために具体的に働いている姿が見えない。今回はまたとない具体的に働いている姿を見せるチャンスである。
               万が一、政権交代があったときに備えての準備を怠りなく。

     宵祭り火の神踊る野焼きかな 正 悟    別府温泉祭り

卒寿小論 414 日本人の心を知らないと票は逃げる

 今回の補欠選挙でそのことを確認した。 維新の会代表の馬場伸孝さんの一言。


「立憲はたたきつぶす必要がある。立憲に投票しないでください。」


 この発言を聞いた瞬間、維新破れたりと思った。


 日本人は相手を非難することを嫌う傾向にある。特に、本人が居ないところでその人の悪口を言う友がいる。こんな友は友ではない。人としても付き合える人ではない。


 俺が俺がで、相手をけなす最もいやの人物である。


 やはり選挙のとき、街頭で出会ったら「頑張ってください」とか、明るい挨拶が出来なければ、票は集まらない。


 特に組織のトップに立つ人の爽やかな前向きの生き方が組織を引っ張っていく。維新の会のトップにいる馬場さんでは、維新の会は伸びないだろう。


 日本人は「正々堂々」と戦うことが好きな民族である。


 人や組織を非難したり、陰でこそこそ自分の利になることに働いたりすれば、即、アウトである。


 大谷翔平さんのあの明るさとひた向きさと、思いやる心が政治家の皆さんの参考になるのでは。
 岸田総理は、今一動けない重しを背負っているようで残念である。その重しは、何だろう。

卒寿小論 413 自撰英語俳句7 ふりむけば

  ふりむけば / 二の腕まぶしく / せまる夏


 翻訳ソフトで
When I turn around / My upper arms are dazzling / Summer approaches


 AIで


When I turn around,Sunlight on my bare arms glows—
Summer approaches.  (English Haiku)


振り向くと、裸の腕に当たる陽の光が光る――夏が近づいてきました。
(英語の俳句)


夏の光が二の腕を照らす 暑さを感じる、ふりむけば過去の思い出 夏の風 せまる夏 涼を求めて 海へと


この俳句は、夏の訪れと過去の思い出を描いています。夏の光が肌を照らし、海への憧れが心に広がります。