syougoのブログ

余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論 314 いつでも面白がる 桃紅格言15

  いつでも面白がる


『新しいものに接するときは、うぶなままでいたい。
~感動する気持ちがあれば、この世は楽しい。~篠田桃紅』


 ある年齢から「面白がったり」「感動したり」する気持ちが少なくなったように思う。ちょうどその時が俳句を詠めない時であったような気がする。


 俳句は特に感動の瞬時の爆発を記録するようなもので、感動の気持ちが薄れたときは俳句一句も詠めない。
 勿論、短歌や詩そして掌編小説も全く書けなくなる。そんな時は、レポートや論文を書いて過ごした。


 文芸作品は、ある時を境にして書けなくなるのを実感した。それは、歳とともに面白がる心や感動する気持ちが薄れていくせいであるのだと理解できた。
 まだ少し「面白がる気持ち」が残っているので、新しい体験を試みて感動する心を育てなおしてみたい。


 歳を重ねすぎたときの「新しい発見」や「感動」を呼び起こすための新しい体験を始めていかなければなるまい。
            余命ゼロ年代を楽しく生きる工夫。


         

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