卒寿小論 326 ほかと違うことを楽しむ 桃紅格言26
ほかと違うことを楽しむ
『相手に従うのではなく、お互いに違うことを面白がる。
~さまざまな人種、文化、習慣を受け入れて変化する。~篠田桃紅』
集団生活を通して人は自分にないものを取り入れて変化していく。この変化を成長というのであろうか。
新しいものの見方や価値観を身に着けて以前の自分ではない自分が存在している。
今までの自分ではない自分を自分でも気づかないことがある。
親も子供の変化を気づかなく過ごしている。子供の変化は速くておおきいのでそれに気づかずにいると親子の溝は大きくなって理解不能な人間関係が出来上がってしまう。
大人になるとあまり変化がなくなるが、それでも人によっては大きな変化(成長)がある。
家族ぐるみで、変化を共有していくといいのだけれどもそれがないと難しい問題が出てくるようである。
違いを受け入れる生き方が小さな集団でも大きな集団でも重要なことである。