規則正しい毎日から自分を解放する

『予定や目標にとらわれると、ほかが見えなくなる。ときには、その日の風まかせにする。
～自分に規律を課さないし、外からも課せられない。～篠田桃紅』

教育という仕事は、きめ細かい計画と確かな目標を立てて毎日を過ごし、日々その達成状況を反省して、計画の修正をしながら目標達成に向かっていく。

そんな生活を４０年近く実践すると、ときにはその日の風まかせにすることが不安になってしまう。

退職をして、１０年を過ぎたころから、きめ細かい計画や目標設定から解放されたような気がするが、規則正しい毎日は続いている。

計画を立て目標を持ち規則正しい生活を意識しないのにそうしている自分を見つけて、もっと気楽に生きようと思うことがある。
知人の中には、支離滅裂な生き方をしているように見える友もいるが、彼の生活の方がとても豊かに見える。

身にしみ込んでしまった「予定や目標」を自然に立ててしまう。さすがに８０代になってからは「予定や目標」に捕らわれることなくその時の情勢で自由に生きていくことが多くなった。

これからは、その日の風まかせで生活していけるように方向転換をしていこう。
身についた習慣はなかなか変えることは難しいと思う。が、その日の風まかせにしてこだわらない生活をしていこう。