卒寿小論 710 私十六歳になりました 情人碧玉の歌孫綽

正悟戯訳 私十六歳になりました
情人(じょうじん)碧玉(へきぎょく)の歌
私十六歳になりました
あなたの熱情心を溶かし
好きです何もかも捨て
あなたのままに抱かれます
情人碧玉歌 情人(じょうじん)碧玉(へきぎょく)の歌 孫綽(そんしゃく)
碧玉破瓜時 碧玉破瓜(はか)の時
郎為情顛倒 郎為(ろうため)に情(じょう)顛倒(てんとう)す
感郎不羞難 郎に感じて羞難(しゅうなん)せず
廻身就郎抱 身を廻(めぐ)らして郎に就(つ)きて抱(いだ)かる
参 考
孫綽(そんしゃく)は、東晋初期の文人官僚。 情人(じょうじん)は、愛人。
碧玉は、晋の汝南王の寵妾、貧家(小家)の出。
破瓜は、瓜の字を縦に二分すると二個の八の字になることから、
女子の十六歳、男子の六十四歳をいう。
情顛倒は、狂おしいほどの情熱。 羞難(しゅうなん)は、恥じらいはばかること。