卒寿小論 583 花かるた色は匂へ 茶の花(冬)
茶の花に隠れんぼする雀かな 一 茶
江戸後期の俳人 好きな句2句
めでたさも中くらゐ也りおらが春 一 茶
ともかくもあなた任せのとしの暮れ 一 茶
茶の花のわづかに黄なる夕かな 蕪 村
江戸中期の俳人 好きな句2句
春の海終日のたりのたりかな 蕪 村
夏川を超す嬉しさや手に草履 蕪 村
朝茶のむ僧しづかさよ菊の霜 芭 蕉
江戸初期の俳人 好きな句2句
此道や行く人なしに秋の暮れ ばせを
旅に病んで夢は枯野を駆け廻る ばせを
三者三様の個性を感じる句である。隠れんぼする一茶、
わづかな黄を絵に捉える蕪村、静さに徹していく芭蕉。
分かる歳になりました。