卒寿小論 122 臭い物には蝿がたかる(上方)
【悪臭のあるものに蝿がたかるように、悪い者どうしは寄り集まるものであるというたとえ。】
よくよく考えてみると、今一番蝿がたかる集団と言えば政治家集団であろう。親戚の国会議員が現職の時、たまに事務所に顔を出すとあらゆる職業の人が寄り集まっていたのを思い出す。
うちの近くに住む暴力団の幹部をはじめ、右翼の面々の動きが活発であった。それに次いで地域の顔役、よくいえば地域社会のリダー、簡単に言えば地域のボスがしょっちゅう顔を出していた。
だから私も学生時代からそういう人たちと面識ができてよく声をかけられたものである。自然と裏の社会の一面が分かるような気がしたものだ。
本当のところは全く分からないで大人社会に出て行ったというのが事実である。
臭い物を嗅ぎ付けて蝿がたかるように、人も胡散臭いようなものを嗅ぎ付けて、たかる様子は蝿と変わらない。蝿の方は捨てたものや腐ったものへたかるが、人の方は生き血を吸うためにたかってくる。
古今東西永遠の真理かもしれない。たかり方は実に面白い。
グラジオラス 季節の花300より
花言葉は「密会」「用心」「思い出」「忘却」「勝利」。
ダンチョネいろは歌
東証一部は 優良企業 課長部長はネ
尻尾斬り ダンチョネ
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