季節の花300より コーヒーの実 世の中には自分にそっくりの人が3人はいるものだとよく言われているが、まことその通りである。 「電車でお会いしましたですね。今、お帰りですか。」 「はい。」 「あなた、ほれ、ほれ、名前が出てこない。あの女優さん・・・」 ... 続きをみる
2022年9月のブログ記事
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『あやまちをしでかしたあとで、ごまかそうとするたとえ。』 つい先日、小学校の先生をしている同僚から聞いた話だが、近年は、いたずらをしても現場を抑えない限り、絶対に自分から名乗り出ないということである。 現場を抑えられて、注意をされていても、何や彼やと言い訳ばかりして、謝ることを知らないというこ... 続きをみる
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〖話べたのくせに長々と話をすること。〗 ズバリと言えば単純明快なのに、くどくどと回りくどく意味不明の発言をしている時は、何か裏があると思って間違いない。 真実を語ることができないときのもたもたとした長談義は聞いていてすぐにわかる。その昔、「あーうー」ばかりでもたもたと発言していた内閣総理... 続きをみる
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山 吹 季節の花 https:www.hana300.com/ 花言葉は「気品」「崇高」「金運」。 1 役 人 役人の子はにぎにぎをよく覚え 役人=幕府の役人と諸藩の係りの武士を指す。 武士がすべての権限を握っていた江戸時代は... 続きをみる
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『むだに骨をおるばかりで、まったく効果のないこと。』 テレビのニュースで、日本人の傾向を表す思考パターンをよく見かける。事故や事件が起きると、責任者が「二度とこのようなことが起こらないように万全を尽くして・・・」と、決まり文句を発表する。 日本人は、事故や事件が起こってから、その原因を本格的に... 続きをみる
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〖仏の顔も三度撫でると腹をたてる。いかに無邪気の人、慈悲深い人でも、たびたびの侮辱には憤ることがある。〗 「それを言っちゃあおしまいよ」と言いながら、同じ失敗を何度でも繰り返す寅さんは愛すべき男である。 しかし、身内にこのような男がいると大変だろうなあと思う。寅さんに近い人物はどこの身内の中に... 続きをみる
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「去る者は日々に疎し」と言われるが、学生時代までの友情もお互いに結婚し、家庭ができ子ができ、職場がちがうと、もうそれは回想の中でしか感じ取ることのできない凍結したものになってしまうことが多い。 彼も私も、家はそれほど裕富ではなく、かといって他人が目をふさぐ程の貧乏でもなかった。昭和初期における下... 続きをみる
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『他人に憎まれるものはかえって世間で幅をきかしている。』 今は昔、腕白でもいいたくましく育って欲しい。というCMが、テレビから流れていたが、これこそ本音の親の願いである。 そして、実際に腕白小僧はたくましく育ったものだ。 ところが、現在は腕白小僧が見当たらなくなった。なぜかひ弱な子どもが... 続きをみる
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〖二階にいる人が階下の人に目薬をさすように、思うように届かないこと、効果がおぼ つかないこと。〗 お役所仕事の改革はまさに「二階から目薬」で、改革の成果のほどはまったくおぼつかない。 あれほどの大きな教員採用にかかわる汚職事件を起こしたにもかかわらず最高責任者の責任はま... 続きをみる
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山梔子(くちなし) 季節の花 https:www.hana300.com/ 花言葉は「洗練、優雅」「喜びを運ぶ」「とても幸せです」 1 件の如し(くだんのごとし) 泣く娘そばで件の如しなり 件の如し=証文の最後に書く決まり文句。 親が年季... 続きをみる
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歳をとってくると時々夢を見ていると意識して夢を見、夢ではないと意識しながら夢を見ている時がある。夢と現実が夢の中で交差する。何とも不思議な体験をすることがある。 ある日、ばったりと、仏さまにおあいいたしました。 絵や彫刻にある仏さまのお姿とすこし違っていましたので、最初の数分間は判断がつきま... 続きをみる
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『 風流より実利のほうが良いということ 』 花より団子といわれると、私は江戸文学、好色五人女を思い出す。 一六八六年、西鶴四十五歳の作品である。テーマをキーワードで言うならば、「人間の愛欲」ということになろう。 江戸時代の封建制の確立した世界で、義理と身分制度に押しつぶされてきた庶民が、... 続きをみる
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〖小さい見識を持って、大きい物事に臨むこと。〗 小さい見識の人の方が、大きな立派な見識を持っている人よりも大きな悪さをしない傾向にあるようだ。 見た目では見識もあり、学歴もあり、生活態度も非の打ち所がない人が、急に変身してしまうことがある。特に、政治家や公務員にそのような人を見る。 昔か... 続きをみる
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凌霄花(のうぜんか) 季節の花 https:www.hana300.com/ 花言葉は、「名声」「名誉」 1 後 添 のちぞへ 後ぞへは支度も里もないをいれ 後妻を迎えるのは江戸時代でも大変... 続きをみる
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「吉」の字を秀吉より頂く(かたいみな) 大友宗麟の嫡子、吉統(よしむね)は、吃りであった。 吉統が吃り始めたのは、ちょうど満二才の誕生日を過ぎた春、一五六〇(永禄三年)の桜の花が春の嵐に舞い散る心の痛む一日であった。 この日、吉統は強い風のために庭に出る... 続きをみる
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『物事を明らかにするには、議論するよりも証拠を示したほうが早い。』 現代人は、「論も証拠もくそくらえ」と生きていく人間が目立つようになった。 「記憶にございません」と、徹底的に白を切る。そして、いよいよ証拠を突きつけられると、「それがなんじゃ」と開き直る。 ずっと以前、万引きで補導された女... 続きをみる
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〖書物を読んで、言葉の上では理解するが少しもこれを実行できないこと〗 今は、「論語読まずの論語知らず」の時代になった。 社会の指導的立場にある人でさえ論語はもより道徳や人生観、哲学についての関心が薄れて、政治、経済といった実利のほうに目を向けて富や権力を志向する力が強い。 政治、経済の根... 続きをみる
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梅 季節の花 https:www.hana300.com/ 花言葉 「高潔」「忠実」「忍耐」白梅は「気品」 1 瓜 実(うりざね)瓜実顔の略 瓜ざねを見せてかぼちゃと取っかへる 今も昔もある替え玉作戦である。見合いの時には瓜実のような細... 続きをみる
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「もしもし、もしもし・・・」 妻はちょっと怪訝な顔をして夕食の席に戻ると残ったご飯の上に塩昆布と梅干を一個のせて濃茶をかけて流し込んだ。 夫の啓一は食事を終えて娘と将棋盤に向いあって駒を並べ始めた。 「あなた、女の人の声よ。」 「どうかしたのか。」 「切れたのよ。」 「まちが... 続きをみる
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『犬も出歩くから棒で打たれることもある意で、しなくてもよいことをするからとんだ目に遭うこと。また、何かしているうちに偶然うまいことにぶつかることもある。』という二説がある。 「上方いろは」と「江戸いろは」を比べてみると随分と違いがありますね。上方は商人のシビアな雰囲気で、江戸は官僚タイップの武士... 続きをみる
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〖将来のことはまったく予測できないものだということ〗 三日先知れば長者とは、よく言ったものである。インサイダー取引なら三分先に知れば長者というところか。 人の浮き沈みは分からないもので、昨日まで羽振りよく生活していた人が、突然夜逃げをして蒸発してしまう。 おまけにどじな泥棒がいて、夜逃... 続きをみる
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木 槿 季節の花 https:www.hana300.com/ 花言葉は 「信念」 1 虫 歯 物や思ふと人の見る虫歯やみ 「しのぶれど色に出にけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで」平兼盛 男は様にならないが、女性がうつむき... 続きをみる
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朝 顔 季節の花300より 花言葉「はかない恋」「固い絆」「愛情」 「ヨッチャン」 「タックン」 天神渡辺通りでの35年ぶりの再会であった。 「ヨッチャン」「タックン」とお互いの名前... 続きをみる
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ライラック 季節の花 https:www.hana300.com/ 花言葉 紫は「恋の芽生え」「初恋」 白は「青春の喜び」「無邪気」 羅生門 草履取君命で行く羅生門 羅生門河岸=吉原の東側のはずれの通りの名。西側の西河岸と同じく切見世がある... 続きをみる
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ダリア 季節の花300より 花言葉 「華麗」「優雅」「気品」 「移り気」「不安定」 排ガスに息絶え絶えの百日紅 公害は続いているのか。忘れてたよ。 故郷は戦後のままの... 続きをみる
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菜の花 季節の花 https:www.hana300.com/ 花言葉 「豊かさ、財産」「快活」「明るさ」 1 投込(なげこみ) なげこみと言て生花しかられる 投込=共同墓地の異称。死んだ女郎や行き倒れを葬る所。 ... 続きをみる
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K 町 役 場 ここは大分県の南の端、いわしと芋の産地K町である。K町におろやんとしめやんという実に仲のよい二人のおばあさんがいた。どうしてこの二人、仲がよいかというと、ちょっとしたわけがあった。 おろ... 続きをみる
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酒飲めるのを確かめ禁酒する 何度確かめたことか。あれから禁酒はやめにした。 甲斐性なし妻の器用が仇となる 妻の性にしてはいかん。君の実力だよ。 カウンセラーも妻に手を焼く日曜日 理論と実際は理屈どおりにはなかなか。先生方は理屈っぽいね。 ... 続きをみる