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余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論 159 作戦タイムで考えること <子育て 6>

  子育て作戦タイム 6 作戦タイムの内容


 緊急を要する作戦タイムとゆとりを持って考えられる作戦タイム


 緊急を要する作戦タイムは、健康上の問題や心理的な問題が現れた始めた時。次に学習面における作戦タイムが考えられる。


 どちらにも共通する問題は、親や家族の子供に接する接し方の問題が第一に考えられる。


   親の態度を反省する5つの視点


1 「拒否的」傾向が強い  2 支配的態度の傾向が強い
3 保護的態度の傾向が強い 4 服従的態度の傾向が強い
5 矛盾、不一致的言動の傾向が強い


 1の「拒否的」態度の中には消極的拒否と積極的拒否があります。見過ごされやすいのが無視という消極的拒否です。「だめ」という積極的拒否は周りの人もすぐに気が付きます。
 その結果 子どもが、嘘をついたり、奇声を発したり、乱暴をしたりし始め、非行や神経症的傾向が表れ始めます。


 2の「支配的態度」の中に厳格型と期待型があります。こうしなさい、ああしなさい、と口うるさく言う指示と、こうしてほしい、ああしてほしいとつい言ってしまう。口癖になっていて自分でも気づかないことが多いようです。
 その結果 子どもが、意欲や希望消失、冷淡、無感動、自主性がみられなくなり、劣等感や不適応感を抱き始めます。


 3の「保護的態度」の中には、干渉型と不安型があります。何をやっても子どもに任せることができないで、すぐに親が「口を出す、手を出す」して自主性や意欲の芽を摘んでしまう。
 その結果 子どもが、心身の発達遅滞や依頼心が強く忍耐力にかけ、責任転嫁をしたり引っ込み思案で孤独になりやすかったりする。外に対する恐怖心や社会的不適応が現れ始めます。


 4の「服従的態度」には溺愛型と盲従型があります。子どもの可愛さは古今東西親の親たる条件です。しかし、ここが親としての性根の見せ所です。
 その結果 子どもが、幼児的特徴、泣く、わめく、暴れる、などの自己統制にかける。自己中心的で協調性や自主創造性に欠ける。忍耐力に欠け無責任で他人の協力を期待したり、規則正しい生活に耐えられなくなったりし始めます。


 5の「矛盾、不一致的言動」を取っていないですか。言葉や態度がころころ変わることはありませんか。これでは安定した心理状態で生活することはできません。
 その結果 子どもが、情緒不安や神経的問題、それに反抗心が現れ始めます。


      では具体的に親はどのような行動を起こせばよいのでしょうか。

       

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