syougoのブログ

余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論 286 小津安二郎そして木下恵介

 定年退職をして、暇な時間が多くなった70歳過ぎごろから「小津安二郎と木下恵介監督の作品をユウチュウブで観るようになって、邦画もなかなかいいじゃないとくつろいだ一時を過ごした。


 小津さんは、私より一回り上の年代が支え、木下さんは私より一回りしたの年代のフアンが多かったようである。


 私の年代、昭和10年代はどちらかというと邦画よりも洋画の方が勢が良かった。


イングリット・バーグマンとハンフリーボガードのカサブランカや
イングリット・バーグマンとゲイリー・クーパーの誰がために鐘が鳴るなどの映画鑑賞が主力であった。
ローマの休日のオードリー・ヘプバーンとグレゴリーペックもよかった。


 佐多啓二と岡田茉莉子のコンビを見るとオードリーとグレゴリーとだぶって、このコンビもよかった。
 岡田茉莉子さんの時代では、若尾文子、有馬稲子、岸恵子少し若くて佐久間良子さんたちが銀幕の花として活躍していたかな。
 邦画も洋画も昭和の日本は映画の全盛期で見ごたえのある作品多い。


 木下恵介作品を観て、「サユリスト」や「コマキスト」という言葉を知った。栗原小巻を取り巻く男優も役者ぞろいで、中でも加藤剛や竹脇無我の出演する映画は引き付ける力があった。


 吉永小百合が1945年(昭和20年)3月13日生まれ
 栗原小巻が1945年(昭和20年) 3月14日生まれで1日違いとは知らなかった。


 吉永小百合さんと栗原小巻さんの若い時の映像を見ていて、「あれ」と驚いてしまった。
 先日紹介した「医者いらず」の凛とした看護師さんに良く似ているではないか。こんな驚きも楽しみの一つである。


       


   

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