syougoのブログ

余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論 287 103歳になって・・・桃紅格言1

「103歳になってわかったこと」篠田桃紅著 45万部のベストセラー


篠田桃紅 1913年(大正2年)生まれ、2021年3月1日没(107歳) 美術家、版画家、エッセイスト 篠田正治氏は従弟


2015年(平成27年)79歳の春にこの本を手にして、それ以来手元に置いて再読している。歳を重ねるにつけて読みの深さが増してなるほどなるほどと頷いている。


『生まれて死ぬことは、考えても始まらない。』
~人間の知能の外、人の領域ではないこともある~ 篠田桃紅


 87歳になって、「考えてもどうにもならないこと」については、考えないことができるようになった。


 とは言っても、たまに「考えてもどうにもならないこと」を考えている時がある。そんな時に「悩み」や「不安」が体の中に湧き出てくる自分を見つける。


 その時は「考えても始まらない。」とつぶやいて、うまい酒にうまいものをしっかり食べて考えを切り替えている。


 100歳を超すことは無理なようだが、父の亡くなった96歳まではなんとなく大丈夫なような気がしている。


         


    

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