卒寿小論 321 自分の心が、ほどほどを決める 桃紅格言22
自分の心が、ほどほどを決める
『幸福になれるかは、この程度でちょうどいい、と思えるかどうかにある。
~いいことずくめの人はいない、一生もない。~篠田桃紅』
87歳まで生きてきて、とてもいい人生であったとつくづく思う。素直に感謝している。幸福であると実感している。
これからは、風の吹くまま気ままに生きて、桃紅さんの年齢までに達してみたい気もする。
桃紅さんの言った言葉をどう受け止めるか、今とあまり変わらないのかもしれないが、それもその歳まで生きてみないことには分からないことである。
酒もしっかり飲み、たばこもスパスパ吸った父が96歳まで生きたのだから、たばこは吸わず、酒も適量で過ごしているので、ひょっとしたら96歳を超えて、97歳ぐらいまでは行くのではと勝手に思っている。
今のところは、命の卒業を「卒寿」においている。こればっかりは一寸先は闇であるから、今日1日を一生と思い好きなように気持ちよく暮らしていきたい。