卒寿小論 100 年寄の冷水(江戸)
『老人に不相応なあぶないことをするたとえ。老いの木登り。』
後期高齢の仲間入りをする頃から、足の筋肉、特にふくらはぎの皮膚から、チュッとほんの少し冷水が飛び出るような気がする時がある。手で触ってみても濡れてはいない。
たびたびこのような感覚に襲われるので、ひょっとすると「年寄りの冷水」のことわざと関係があるのではないかと珍説を考えている。
「すべての人間は、例外なしに幸福を求めている」
スイスの法学者であり哲学者であるヒルティは、幸福になるための人生の段階を示している。人は生れながらに、それぞれの時期にそれぞれの目的を持っている。
幼年時代は子供らしさ、青年時代は初々しさと活気と実行力、成人は思想と感情の円熟。そして、老年時代へと突入して、本当に幸福な生活を送ることができるとしている。
この段階を確りと踏んで年寄りになっていれば「年寄りの冷水」の心配は必要ないのかもしれない。
ダンチョネいろは歌
免許返納 運転やめた
乗った車がネ 事故起こす ダンチョネ
使い捨てるの 気楽なものよ (キュッキュキュ ~ )
やがて私も 捨てられる (ブンガチャッチャ ~ )
ダンチョネ節 鶴田浩二のダンチョネ節
ブンガチャ節 北島三郎 北島三郎のブンガチャ節