卒寿小論 106 律義者の子沢山(江戸)
『律義者は遊蕩にふけることもないので、自然こどもも多く生れる。』
いろはかるたの中でも、律義者の子沢山は現代人には理解しにくいものの代表格になったようである。
第一に「律義者」というイメージが現代人には想像しにくい。「まじめ人間」と言いかえても、少し意味がちがう。
「子沢山」というのもめずらしくなった。「貧乏人の子沢山」という社会現象の方がまだぴんとくる。
しかし、これも本当は、子沢山の貧乏人と言った方がいいのかもしれない。労働者にとって、二人の子どもを育てあげるのは現在では大変なことである。
ダンチョネいろは歌
義理と人情で 生きてはきたが 忖度国家にゃネ
かなわない ダンチョネ
地球の裏まで せっせと掘って (キュッキュキュ ~ )
日本の領土を 広げます (ブンガチャッチャ ~ )