卒寿小論 109 盗人の昼ね(江戸)
『盗人が夜かせぎのために昼寝をすることから、何気ないふりをして、その実目的があるのにいう。』
「盗人のたけだけしきは袴着る」平安人もうまいことを言う。
「盗人と智者の相は同じと云えり」まさに至言である。
盗人の昼寝などは、今は昔の語り草。現代は「盗人の開き直り」といった方が納得される人が多いのではなかろうか。
昼寝をするような盗人はたかが知れた小悪人、今は白昼堂々の盗みを仕事として、問題になると「国民のため」私は権力と闘うと。
国民のためなどと口が裂けても言って欲しくないな。「極一部の国民のため」と正確に言って欲しいものだ。
ダンチョネいろは歌
紺の背広で ぐっすり昼寝 夜は花見でネ
駆けまわる ダンチョネ
日本経済 あなたに任せ (キュッキュキュ ~ )
あとは野となれ 山となれ (ブンガチャッチャ ~ )