卒寿小論 132 かったいの瘡怨み(江戸)
『現代では、差別用語で死語となった言葉である。醜い者の中でも、少しでもよいものをうらやむことのたとえ。どうにもならぬ愚痴をこぼすたとえ。』
使われることはない。
病気になったときや事故にあった時など「不幸中の幸い」といって自分自身に言い聞かせることがある。
また、川柳「役人の子はにぎにぎが上手」などと、袖の下をもらえる役人を羨むことも人の心をよく表している。
上を見ても下を見ても人の心は揺れ動くものである。
ダンチョネいろは歌
政権とるまで 理想を語り (アーどうしたどうした)
取ってしまえばネ 夢のあと ダンチョネ (エーなんとなんと)
老後破綻と 学者は言うが 若者破綻でネ
国潰す ダンチョネ