卒寿小論 191 鬼に金棒 (江戸)
『鬼にかなぼうを持たせると、強い上にいっそう強くなって手出しができないこと。』
政治家に金を持たせると手が付けられなくなる。
遠い親戚、選挙が近づくと急に親戚付き合いが始まる。彼が県議会議員から国会議員へと変化していく様子を目の当たりに見ることができた。
政治家の実績を重ねていくにつれて、金のほうもよく集まるようになった。
大金を自由にできる年齢になるころからだんだんと人が変わってきた。なんといっても国民のため国のためという行動がめっきりと減って、自分のこと自分の所属する派閥のことを第一として稼ぎ始める。
自ら身を引くということを忘れてしまうようである。
ダンチョネいろは歌
銃弾一発 何かを変えた (アーどうしたどうした)
野党の責任ネ 大きいぞ ダンチョネ (エーなんとなんと)