syougoのブログ

余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論192 負うた子に教えられて浅瀬を渡る(上方)

【背に負った子どもに浅瀬を教えられる意で、老練家もときには未熟な者の教えを受けることがあるたとえ。】


 二歳を少し過ぎた姪の娘の感性が素晴らしい。
 少しでも味の違う物を差し出すと静かにつき返してくる。姪の娘に味見をしてもらえば間違いなしである。


 大人は時に安物買いをやってしまう。


 本当にうまいのかまずいのかを姪の娘は自分の舌で評価し判断する。大人は金額や銘柄で判断してしまうことが多い。


 レッテルで評価すことの危険性を二歳の娘に教えられる。
 教育においてはよくレッテルで人を評価してしまう危険性を持っている。


 腕白小僧の行動だけを見てその内面を見るゆとりがなく乱暴者で他人の言うことをよく聞かないなどとレッテルを張ってしまう。この評価では腕白小僧の指導はできない。


 レッテルを張らずにその子の内面を見つめることによって腕白小僧の本当の姿を発見することができる。そのとき、人間関係が成立する。


         

             蠟梅 季節の花300より
          花言葉「ゆかしさ」「慈しみ」「先導」「先見」


               ダンチョネいろは歌


        久しぶりだね 可愛いおまえ (アーどうしたどうした)
        抱いてかかえてネ 肩車 ダンチョネ (エーなんとなんと)

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