卒寿小論 371 健康の秘訣は「意欲」ですか?
新聞、雑誌をはじめネットでも100年時代を元気に過ごすための情報であふれています。ヤジウマ根性が強いものですから、すぐにメモをして実行できるものから生活に取り入れています。
中でも、精神科医の和田秀樹先生のお話が興味をひくので関心を持っています。
「足腰や記憶力より先に衰えるのは、「意欲」の低下です」
「歳を取っても元気でいるためには、意欲があるかないかです」
「意欲の低下が全身の老化を一気に進めます」
なるほど、そんなものですか。納得。
家事や仕事それに運転や趣味などは、引退しない方がよいということです。私の場合家族の希望で、82歳で運転免許証を返納しました。これは正解でした。車から歩く生活になって体の調子がよくなりました。
40代ぐらいから前頭葉が衰え始め、それにともなって意欲の低下が始まり、70歳ぐらいで目立ってくるそうです。
これは老化に伴って始まる現象ですと。
前頭葉は、意欲、思考、創造、理性、好奇心、感動や共感、ときめきなどの微妙な感情を担っています。
それは凄い。人間そのもの、個性丸出しじゃないですか。大変だ。
「好きなことをやって生きていて、気が付いたら90歳を過ぎていた。やりたいことやるという意欲があれば心は若々しい。せっかく長生きの時代になったのに人生楽しまないなんてもったいない」
では、どうすればいいのですか?
「意欲」をよみがえらせ老化を食い止める和田流、前頭葉の働かせ方は次回に続くと。
次回を気にかけておこう。和田先生の本を買った方が速いのかなあ。