卒寿小論 103 塵もつもれば山となる。(江戸)
『ごくわずかなものでも数多くつみ重さなれば高大なものになる。』
テレピ放送で、中国の世界的チェロ奏者ョーョーマの独奏を聴いた。演奏終了後のインメビユーで。
「あなたの一日の練習時間はどれほどでしょうか。」
司会者もそうであったろうが、私もこれ程の奏者だからさぞかし厳しい練習をしていることだろうと推測して聞き耳を立てた。
「毎日十分程度です。」
司会者も私も「えっ」と耳を疑った。
「三才頃より、今日まで、毎日欠かしたことはありません。」
まさに、学習というものは、これでなければだめなのだと実感した。
一夜漬けのテスト対策の学力では世界に対抗することは無理な話である。
ダンチョネいろは歌
桜見る人 年々ふえて ちりもつもってネ
五千万 ダンチョネ
俺はお前の 尻尾で生きる (キュッキュキュ ~ )
都合の良い時 切ってくれ (ブンガチャッチャ ~ )