syougoのブログ

余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論 196 播かぬ種は生えぬ (上方)

【原因を作らないで結果は生じない。何もしないでは、よい結果は得られない。】


 何か問題が起こってから慌てふためいてその対策を練るのが日本の国民性のようになっている。その対策も後手ごての何の効果も期待できない対策が目につく。


 以前、子どもの間で危険な遊具が流行したことがある。特に、空気銃や吹き矢のような身体を傷つける危険遊具を取り締まることができない状態で教育現場の生徒指導担当者たちは大変な苦労をした。
 危険遊具の法規制ができた時には、遊具は売れに売れて流行のピークが過ぎて下火になっていた。業者が危険遊具で儲けた後、法律で取り締まるようなことであった。


 問題が起こる前に問題を防ぐための種を播かなければならないのだがなかなか難しいことである。問題がない時に将来問題が起こるであろうと考える習慣が日本人には弱いようである。


 問題が起こってもそれを検証することが少ない。検証が苦手の日本人の文化があるのだろう。お上まかせのあなた任せの習慣から抜け切れていない。


         

           マツバギク 季節の花300より
           花言葉   怠惰、怠け者、勲功


               ダンチョネいろは歌


        日本の忖度 アメリカ様よ (アーどうしたどうした)
        拉致の問題ネ 無関心 ダンチョネ (エーなんとなんと)

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