卒寿小論 201 下駄に味噌焼き (上方)
【板につけて焼いた味噌の形が下駄に似ているのでいう。外形が少し似て、実質が非常に異なったものにたとえる。】
いつの世も偽装商品が出回るのは常である。偽装にもいろいろある。産地の偽装、中身の偽装と。
そういう中で、「カニとちがいまっせ」という表示で、カニかまという商品が売れている。研究に研究を重ねて、カニそっくりの色と形、おまけに味までカニに負けていない。
研究の成果として「カニかま」という美味い商品を作り出したことはすごいことである。が、それにも増して堂々と「カニとちがいまっせ」と打って出たところが面白い。
産地の偽装、中身の偽装をしなくても十分に美味しく、値も安いのに偽装をしてしまう。そういう商品もある。
レッテルに弱い日本人の特徴がよくでている。
やはりこれからは、堂々と自信をもって正真正銘の品物を出して、過去のレッテルにとらわれない、いいものを世に出していかなければならない。
おだまき 季節の花300より
花言葉 愚か
ダンチョネいろは歌
政権とるまで 理想を語り (アーどうしたどうした)
とってしまえばネ 夢のあと ダンチョネ (エーなんとなんと)