卒寿小論 374 84歳の女性ゼリー2個で逮捕
ふじ亭しょうごでございます。毎度つたないお話で恐縮しております。どうぞ、お付き合いのほどを。
今朝ね、いつものように朝一でパソコンにスイッチを入れましてね。切なかったですね。悲しかったですね。
コンビニでゼリー2個を盗み84歳の女性を逮捕
その画面のトップ記事は、4300万円を不正に懐に入れた政治家さんは、100万円の罰金刑でハイそれまでよ、ですからね。
税込み時価で481円の盗みが逮捕で4300万円の税金泥棒が罰金100万円ですからね。
切ないです。悲しいです。どうにかならんもんですかねえ。
100万円の罰金は率でいいますと0,02パーセントですよ。
481円の0、02パーセントなら、約10円ですぞ。
3400万円の不正を逮捕しなくて、481円の不正は逮捕です。
悲しいね。寂しいね。切ないねえ。
「やあ、松ちゃんお久しぶり、元気してた?」
「元気、元気。来る途中で武さんに出逢ったらね。これから自治会長の合同会議だって言ってました。何でも今年で自治会長を引退するそうですよ」
「武さん、全体の自治会長、10年ぐらいだよね」
「そう言ってました」
「見上げたもんだよ屋根屋のフンドシ。凄いねえ、武さん」
「寅さんの映画でよく聞くんだけど、それどういう意味」
「江戸時代、屋根に上って仕事をする職人はね。朝一番に新しいさらしのフンドシをきりりとしめて仕事に出かけるんだよ。見上げるときりりとしめたフンドシ姿が見えるのよ」
「粋ですねえ。僕もフンドシにしようかな」
「でも見せ場がないよ。裏金入れるには都合がよいかもね」