syougoのブログ

余命ゼロ年代を生きるために

方言のブログ記事

方言(ムラゴンブログ全体)
  • 卒寿小論 194 ちちくりまわす

     大分県では、昭和30年代、学校を出ての最初の赴任地はへき地の学校と決まっていた。 私は県南の学校へ友は県西部の学校へとそれぞれ赴任した。佐伯駅からバスにゆられて数時間峠をいくつか上り下りしてへき地指定の小学校へたどり着いた。 学校に出向く前に腹ごしらえに食堂に入った。昼間から4・5人の日焼けした... 続きをみる

  • 卒寿小論190  はまっちょるなあ

       漫 文 8 はまっちょるなあ   同じ県内でも県北と県南ではまるで分らない方言がある。  入学して最初の講義の日、大講義室に早めに行って、徒然草を読んでいたら、背後から「はまっちょるな。」と今年一緒に入学した県北の男が声をかけて来た。  何がはまっているのかとあたりをキョロキョロしていると県... 続きをみる

  • 卒寿小論 186 お婆ちゃんのところへ

              漫文 7 お婆ちゃんのところへ   近ごろ目が悪くなりまして、テレビからラジオの利用の方が多くなりました。  もうずいぶんとテレビを見ていません。以前連休で里帰りする家族の風景がよく映し出されていました。  今はどうなんですかねえ。今は昔の話ですかな。  連休が続きますと長く休... 続きをみる

  • 卒寿小論 175 カ行変格活用か

      漫文 4 カ行変格活用か   方言で大笑いしたついでにもう一つ方言を紹介します。  カ変 文語 「こ・き・く・くる・くれ・こ(こよ)」  カ変 口語 「こ・き・くる・くる・くれ・こい」  私が最初に新任教師として赴任した南海部郡(現佐伯市)蒲江町でのこと。若者がしゃべっていた言葉が印象的でした... 続きをみる