卒寿小論 227 猿も木から落ちる (上方)
【その道にすぐれている人でも、時には失敗することがあるということのたとえ。】
親戚の元国会議員が「サルは木から落ちてもサルだが、政治家は落選したらただの人」とよく言っていた。
政治家はただの人ではないという意識が強く、政治家になったとたんに人であって人でなくなる。ただの人ではないということは、どんな人なのかとよく思ったものである。
政治家はただの人ではないという認識で政治家を見なければ国民はとんでもない迷惑をこうむることになる。
大臣になったとたんに横柄な態度で首になった議員や大臣になったとたんに金銭問題で、また、女性問題ですぐやめる羽目になった議員の何と多いことか。
これは氷山の一角でたたけば埃だらけで国民は埃アレルギーを起こして窒息死してしまうに違いない。
時には失敗するのは、愛嬌があって人間らしいが失敗が日常であるとこれはどうしようもない。
サルスベリ 季節の花300より
花言葉は「雄弁」「愛嬌」「不用意」
ダンチョネいろは歌
原発始末で 税金使い (アーどうしたどうした)
花の宴でネ 気を晴らす ダンチョネ (エーなんとなんと)