卒寿小論 228 聞いて極楽見て地獄 (江戸)
『聞いては極楽のように思われるものも、実際を見れば地獄のようだという意。聞くと見る
とは大違いがあって実際は想像よりひどく劣っている。』
昔懐かしい柳亭痴楽の落語「綴り方狂室」だったと思うが。
「・・・鶴田浩二や錦之介、あれよりぐんといい男、てなてなことを夢に見て、・・・聞くとみるとは大違い・・・」
昭和二十年代の花形落語家の容貌を思い出しました。
学校の進路指導でよい企業だからと言って、受け取った資料を見る限りではさすが東証一部の優良企業であると思ってしまう。
ところが入社してびっくり、「みなし労働」とかいう法律に守られて,朝の九時から深夜の二時まで働いても超過勤務手当なし、最終的には使い捨てられておしまい。
まさに聞くと見るとは大違い。誰の責任だ。
ダンチョネいろは歌
花に嵐の 別れの酒は (アーどうしたどうした)
年功序列でネ さようなら ダンチョネ (エーなんとなんと)