syougoのブログ

余命ゼロ年代を生きるために

卒寿小論393 国の政策ミス 紅こうじ問題

     紛らわしい名前で国民をだますテクニック


① 特定健康食品 (トクホ) ②栄養機能食品 ➂機能性表示食品
以上三つの違いが国民には分かりにくい。


メモより
特定保健用食品の場合、企業は営業所所在地の都道府県知事を通じて表示許可申請書と審査申請書を消費者庁に提出し、消費者庁が消費者委員会・食品安全委員会・厚生労働省と連携して審査を行います。審査において食品の 安全性と効果が認められれば 、国立健康・栄養研究所(または登録試験機関)でのサンプル分析を経て、消費者庁が特定保健用食品として許可します。


 これに対して、②栄養機能食品 ③機能性表示食品については、審査なしの届け出だけで栄養機能食品や機能性表示食品として表示して販売をすることができます。
 トクホがあるのに国は機能性表示食品などの法律を作ったのであろうか。


「特定保健用食品は開発コストが大きく許可までに長い時間が必要になるため、特に中小企業にとってはハードルが高すぎるという問題」


 新しい法律を作った一番の理由はこれだと思います。「トクホ」ではないのに「トクホ」と同じような感覚で商売ができるように企業を手助けしたわけです。


 企業の方では、費用も時間もかけずに「トクホ」と同じ感覚で商売ができたわけです。


 機能性表示食品は、事業者の責任で消費者庁に届けられた食品です。問題が発生した場合は企業者の責任ですよ。ということであるが、機能性表示食品という表示を認めたことには間違いはない。


 だから、国としての責任は十分にあることになる。


 これから、国家と小林製薬の問題がどう発展していくかが課題である。国の政策ミスを国はどう受け止めてこの問題を整理していくのか目を離せない。


 はっきり言って、小林製薬の紅麴問題は第一に企業に問題があるのだが、そういうことが起こりうる法律を作った国の責任は企業以上に大きな問題である。


 国の政策ミスで簡単に人が殺されていく現実が怖い。

 裏金問題や献金とどこかでつながっているような気がする。


    

        

        コルチカム(犬サフラン)季節の花300
        花言葉「私の最良の日々は過ぎ去った」
           「危険な美しさ」

×

非ログインユーザーとして返信する