卒寿小論 81 論語読みの論語知らず(上方)
〖書物を読んで、言葉の上では理解するが少しもこれを実行できないこと〗
今は、「論語読まずの論語知らず」の時代になった。
社会の指導的立場にある人でさえ論語はもより道徳や人生観、哲学についての関心が薄れて、政治、経済といった実利のほうに目を向けて富や権力を志向する力が強い。
政治、経済の根底に確かな道徳や人生観が貫かれていなければならないのに、それが欠落しているところに問題がある。
論語の思想は「人間は、自分の努力によって向上しなければならない。人間は学問・教養を積み重ねることによって人格を磨き上げるのを怠ってはいけないということになる。
この理念が見失われた社会のありようがまさに「論語読みの論語知らず」の現代社会の論より証拠である。
「論語読まずの論語知らず」から、せめて「論語読みの論語知らず」にバージョンアップして、生き方の根本に立ち返らなければならない。
ローダンセ 季節の花300より
花言葉は「変わらぬ思い」「終わりのない友情」。
ダンチョネいろは歌
論語も読まず 歴史も知らず 忖度だけでネ
生きていく ダンチョネ
ブンガチャ節でも
論語も読まず 歴史も知らず (キュッキュキュ キュッキュキュ)
忖度だけで 生きていく (ブンガチャッチャ ブンガチャッチャ)