卒寿小論 188 のみといはば槌(上方)
【「のみをくれといえば、それを使うのに必要な槌も同時に用意するということ」万事にすべて気が利くこと。】
万事にすべてのことに気が利くということは若くて下働きの時にはよいが、役職がついてある程度の歳になってくると、相手が用心深くなって人間関係がうまくいかなくなることがある。
気が利かぬボーっとした人間も困るが、気が利きすぎる人間も油断ができぬと、親方や先輩から思われるようになるのも困ることである。
若い時には、分からなかったことも、歳を取ってきて初めて気の利かせ方にもよほどの配慮がいるということを理解するのである。
豊臣秀吉と黒田官兵衛の小説に描かれた人間関係を読むにつけ、なるほどと実感するのである。
黒田官兵衛が素早く身を引いたのは、秀吉の次の一言があったからと、
「私の後は、黒田官兵衛が天下人になる。」
もう少しのところで官兵衛は暗殺されるところであったのを機転で命をつないだ。
政界や大企業の№2の動きが面白い。
ヤブラン 季節の花300より
花言葉 隠された心、忍耐
ダンチョネいろは歌
総理のポチたち 大臣様よ (アーどうしたどうした)
記憶なくして つとめます ダンチョネ (エーなんとなんと)