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卒寿小論 213 読書感想文も自己紹介の一部(子育て13)

        作戦タイム 13 読書感想文も自己紹介の一部


 作文の出発が自己紹介であるならば、読書感想文も自己紹介の一部と考えてまとめていくとよいですね。


 と、考えると「読書感想文」の前に「本の紹介」ができることが大切です。
 自己紹介を思い出して、自分の名前を始めに書いたように「本の題名」を最初に紹介します。
 感想文に繋いでいくときには「本の題名」で思ったことなどをメモしておくと感想文に幅が出てきます。


 次はこの本を読んで相手に知らせたいことを書いていきます。これは読んだ本人の感覚ですから読み手任せです。


 本の題名の次には、「作者のこと」などを少しだけ入ると・・・。
作者のことを調べることは、これからの「調べて書く」レポートに繋がっていきます。


 さて、これからが読書感想文の本題に入っていきます。


 登場人物のことや物語の出来事。全体を通して「新しく知ったこと」「驚いたこと」「笑ったこと・涙が出たこと」いわゆる新しく知ったことと感動したことに絞り込んで、例のカード方式で1枚のカード一にひとつのことをメモしていく。


 このカードをもとに話し合いを深めていきます。
 メモカードに話し合いの中から子どもの判断で少しずつ付け加えていきます。


 小学校の低学年ほど感想は一言で終わります。
「面白くない。」「つまらない。」「面白かった。」「やくにたった。」で終わります。
これでいいのです。この後を「メモカード」を使って話し合いで深めていきます。


一口で「面白くない。」といっても、自分の興味や関心にないことなので面白くないのか。本の読み取りができていないので面白くないのか。など面白くないことについて話し合っていくのがよいですね。


 メモカードに話す順番に番号を付けていきます。それを声に出して読みます。おうちの人に意見を聞きます。
 おうちの人の意見を参考に書き直すところがあれば書き直します。
 書き直した感想文をもう一度おうちの人に聞いてもらいます。


 これも紹介文と同じように暗唱できるように何度も声に出して読みます。


 一つのまとまった文章を声に出して読むこと。そして暗唱できるようにすることが、これからの勉強の助けになります。


 読書感想文などは無理をして書かせると読書嫌いな子どもを育ててしまいます。読書感想文をかくよりも読書を楽しむ子どもに育てることの方が大切です。


         読書を楽しむ子どもはどうやって育つのでしょうか。


       

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