卒寿小論 245 性は道によりて賢し (上方)
【人はその本来の性格、持ち味に沿った道を踏んで生かされるということ。】
小学生のころ近くにとても犬の好きなおじさんが居て犬のことについての基本はこの時に学んだ。
犬ほどその犬の性格や持ち味に沿って生かされている生き物はない。特に、盲導犬を見るにつけて感心してしまう。猟犬や牧羊犬、警察犬などと本当によく個性が生かされている。
それにつけても、人間の社会ではどうであろうか。
各人の性格や持ち味に沿って、進路指導がされているであろうか。少しは改善されたが、猫も杓子も大学進学ということで、しかもペーパーテストの成績だけで振り分けて、各人の個性や希望に関係なく合格することだけに、目的が置かれた時代があった。
それでも職人や芸人、スポーツなどと個性がはっきりとして見分けやすい分野では組織的に適材適所の進路が取れる。
これが進路指導のヒントになるのではなかろうか。
ガーベラ 季節の花300より
花言葉は「希望」「常に前進」
ダンチョネいろは歌
帰るふるさと 浦島太郎 (アーどうしたどうした)
家はさら地でネ 友は亡き ダンチョネ (エーなんとなんと)