政治家にゆとりのあった時代、今ならどうなるの? 戦後の第25回衆議院議員総選挙の立会演説会での話である。 対立候補である福家俊一氏から、「・・・妾を4人も持っているような人物が国政に関係する資格があるのであろうか。・・」と、批判された三木武吉候補はフケ(福家)ば飛ぶような候補者から批判をされ... 続きをみる
笑悟のブログ記事
笑悟(ムラゴンブログ全体)-
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ふじ亭しょうごでございます。毎度つたないお話で恐縮しております。どうぞ、お付き合いのほどを。 今朝ね、いつものように朝一でパソコンにスイッチを入れましてね。切なかったですね。悲しかったですね。 コンビニでゼリー2個を盗み84歳の女性を逮捕 その画面のトップ記事は、4300万円を不正に懐に入... 続きをみる
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高齢者仲間の爺さんがね「3分間ショートショートの落語を創ってみては」なんていったので、根が正直、上に二文字じゃなくて、私の場合は下に二文字が入って、バカ正直じゃなく、正直バカなもんで、すぐに食いついてほんとバカですねえ。 おまけに名前まで付けてくれました。あなたのブログから取って、藤亭笑悟でど... 続きをみる
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江戸小咄は笑いの原点 親 子 酒 (いい親子だ、息子もいい親父になるぜ) 親父、酒に酔って帰り、 「コリャせがれ、おのれの顔は三ツに見える。そんな息子に跡を譲ることはならぬ」 同じくせがれも酒に酔い、 「こんあグルグル廻る家が、何の役にたつ」 (座笑産) バクチはよせ... 続きをみる
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なんの二百石 <可愛い女房 いいねえ> 同役のお内儀、焼きもちを焼いてならぬ。家中の若侍ども、あの内儀に気をもませてやろうと、亭主と申し合わせ、百石に一人ずつ妾を置けとのお触れ書が出たと、まことしやかに言えばかの内儀腹を立ち、 「お触れのおもむき、ご承諾なされますか」 「オオ承知とも承知... 続きをみる
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尻からはいる <小学生の時に経験済み> 谷風に小野川、両大関の一番ときては近年にない大入、札を買ってもはいれぬ込み合い、仕方 なく裏へ回り、かこいを破り、犬のように這って入りかかると、うちにいる世話やきがみつけ、 「コリャコリャそこからはいってはいかぬ」 しばらく思案して、今度は尻からはいり... 続きをみる
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集 音 機 <気になるねえ ほんとほんと> 殿様、おやしきの物見から、遠めがねのおたのしみ。 「あれなる塔はいずこじゃ」 「ハイ、浅草の観音でござります。こちらの鳥居がみめぐりの稲荷でござります」 殿、よくよくご覧の最中、美しい娘と業平のような若者が寄り添って、何やら話のてい、殿たまりか... 続きをみる
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橋 銭 新大橋へ三十ばかりの女、いそがしげに橋銭一文なげて通るを、番人呼び返して、一文不足という。 「イエわたしは橋のまん中から身を投げます」 (売言葉) 万 年 「亀は万年というが、うそだ。この亀はかったばかりだが、ゆうべ死んだ。昔の人の言うことも、あてにはならぬ」 「イヤゆ... 続きをみる
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ほかと違うことを楽しむ 『相手に従うのではなく、お互いに違うことを面白がる。 ~さまざまな人種、文化、習慣を受け入れて変化する。~篠田桃紅』 集団生活を通して人は自分にないものを取り入れて変化していく。この変化を成長というのであろうか。 新しいものの見方や価値観を身に着けて以前の自分では... 続きをみる
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がめつさも一ひねりで笑っちゃうね 匂いと音の勝負 ウナギ屋の前を通るたびに、サテもうまい匂いじゃ、とかいで通る。大晦日にウナギ屋から呼び込み、 「毎日の嗅がせ代、六百文でござる」 「それは安いものでござる」 と、ふところより六百文、板の間に投げ出し、 「これ、この音を聞きたまえ」と言っ... 続きをみる
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知ったふりと知らぬふりは、どちらが笑いを取るのだろう 犬はなぜ片足あげるか 知ったふりが言う。 「神代には犬の足三本あり、いかにも不自由さに諏訪の明神に願えば、不憫と思し召され、五徳や鍋の尻は三本でもよかろうと、その一本を下され、それより犬の足は四本になった」 一座の人聞いて、 「そ... 続きをみる
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身近なところでいつでも体験するホットする可愛い笑い。 中 姿 勢 いろ男下女をくどき、 「手まえはどうも可愛くてならぬ」と言えば、 「ナニ うそばっかり、お前のようなよい男が、わたしのような中ぐらいな者に」 麗 人 茶を持ってきた女がちょっとイカス肉体美人、尻をポンとたたいて、 「イ... 続きをみる
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確かに江戸笑話集の中では、「きのふは今日の物語」集がダントツに猥談話が多い。 政治権力に力があるときは、猥談話で無難に笑いを取ろうとする傾向があるようだ。風刺のきいた気の利いた笑いは影をひそめる。 例え無難な猥談話でも度が過ぎてくると締め付けが起こって姿を消していく。 性道徳に影響を及ぼす... 続きをみる
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江戸 笑話集ブームの中でも下ネタの多い笑話集が「きのふは今日の物語」だそうである。おいおい調べて見るが、どの笑話集もそれなりに軽い下ネタ話を取り上げている。 する気 せんき持ち、遊びに行ったが、あまり冷えるから股火鉢をしている。女郎見て、 「いけ好かない。疝気でありんすの?」 「いいや、する気... 続きをみる
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特に生理的欲求は笑いを誘う。食べたい・飲みたい・寝たいなど 欲望は笑いのネタになり易い。欲望も一皮むけば笑いです。 降る雪や峠の見えぬ欲の道 パロディー笑悟 友だち仙人になり、二三十年ぶりで山中で逢い、昔話に時をうつし、別れる時に、 「貴様にみやげをやろう」と、小石を指さすと、仙術でた... 続きをみる
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色も食も銭も、空しいものなのに花が咲く。 理屈抜きに笑えるから笑いなんだよな。 顔 は 見 な い 「聞いてくれ、今はでな女が通った。まず腰帯が金襴、ふんどしが緋ぢりめんに金糸で立浪の縫い取り、おりよく風が吹いて雪のような股が見えた」 「そりゃさだめし、きりょうもよかったろう」 「... 続きをみる
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にくいね。笑いを社交上の武器として使うなんて見上げたもんだよ。 江戸時代、支配階級として活動するための潤滑油に「笑い」を活用したとは気が付かなかった。 人は笑い合える間柄になって初めて本音の考えが伝わるようで、「笑い」の教養は上級武士としては欠かすことのできない能力であったのだろう。 その... 続きをみる
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笑いもいろいろ、少し整理をしてみよう。 1 談笑(打ち解けて笑いながら話し合う。)最高ですね。 2 朗笑(朗らかな笑い。)心が晴れ晴れとします。いい気分。 3 爆笑(大勢で一時に笑う。)元気出ますよ。 4 大笑(大笑い。大いに笑うこと。)近年、爆笑も大笑も忘れてしもうた。 5 微笑(ほほえむこと... 続きをみる
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それぞれに笑いの質が違うようにあるので具体例を挙げながら考えてみよう。 ひとひねりした笑い ジョーク 医者「ご主人は絶対安静が必要ですね。睡眠薬をお出ししておきましょう」 患者の妻「私が夫に飲ませるんですね」 医者「あなたが飲むんです」 艶笑話でもちょっとだけスマートですね ストレートな... 続きをみる
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江戸小咄は日本人の笑いの原点 落語を好きになったきっかけは、落語のまくらがとてもしゃれていて面白かったことである。 中でも好きなまくらは、江戸小咄を上手く利用している「星取り竿」である。 さる息子、月夜に長竿を持って空をうつ、親父見て、 「何をする。」 「星をうつ」 親父... 続きをみる
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学生時代、まだ地方の大学に「落研」がなかった時代にお笑い好きの友達が数人集まって、一杯飲みながら「お笑い談義」をよくしたものである。 当事者が笑われる傾向にあるのが、漫才で、相手を笑わせる方が落語のようにある。という結論が出た。 落語家の中にも「笑われながら、笑わせる。」桂枝雀のような落語家... 続きをみる
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「笑い」を一番怖がっているのは、権力者たちである。 一般国民は「笑い」を楽しみ、「笑い」に生きる勇気をもらい日々の生活を頑張っている。 一番に検閲と弾圧の対象になるのが「笑い」である。 続いて、演劇や文学作品に検閲の眼が注がれる。平和な今でも「そういう目」で調査活動をしている公務... 続きをみる