日常生活の中でたびたび小さな警告があっていたのだろう。気づかなかったのか、気づいていてもそれを無視し続けた。そんな気がする。 医師「あなたの食生活を聞いていると、60代のそれも元気な人の食事内容です。これを機会に思い切って80代の食生活に切り替える努力をしましょう。」 日曜日の夕食時に久しぶり... 続きをみる
子育てのブログ記事
子育て(ムラゴンブログ全体)-
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英語に弱いので、翻訳ソフトとAIを利用して英語俳句にしてみました。 私が初めて投稿した俳句です。 手も足となり起き上がる夏の朝 正 悟 ① 17文字を一つのまとまりとして、翻訳ソフトを利用。 A Summer morning when you wake up with your hands... 続きをみる
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英語俳句の基本は、文法にこだわらずに5・7・5のリズム、英語では2・3・2の韻を踏むのが良いようである。季語は考えずに季節感を出し、できるだけ短い単語でまとめる三行詩として創る。 外務省と欧州連合(EU)が主催している俳句コンテストの資料からそのルールをまとめてみよう。 参考資料・英語俳... 続きをみる
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久しぶりに古いメモ帳を引っ張り出してページをめくった。2006年7月10日(月)69歳のメモに目が留まった。以下メモ。 高神覚昇著 般若心経講義 P155~P172 災難をよける法(良寛) 「病気になった時は、病気になった方がよろしく、死ぬときには死んだ方がよろしく候。これ災難を免れる妙法にて... 続きをみる
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若い時からひょいと出る言葉の一つに「長生きするのも芸のうち」がありました。 この歳になって、誰が言った言葉だったのか、いつ頃耳にした言葉だったのかが気になりだして考えてみました。 分かりました。私は小学校高学年ぐらいから、ラジオに凝っていて夕食後はラジオを聞いていました。 日曜寄せで午後の... 続きをみる
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いやあ、何でございますね。80代に入りますと失うものばかりですね。 82歳で免許証返納しまして、車を手放しました。車を手放して一番に感じたことは体力の衰えですな。歩いてみてコリャだめだと思いましたね。 歯は悪いは、目がかすむは、物覚えが悪くなるわ。 地位とか役割もとっくに失って、もう出番が... 続きをみる
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怒るか怒らないかは、基本的には思想信条の自由の問題であって、他人から強制されるような問題ではない。 立憲民主党の女性のお二人と男性のラサールさんは、私の支持するお三方です。しかし今回の一般人と違う国会議員だから「怒れ」とおこっているようですが。 思想信条については、感性の問題が強くどう受け止... 続きをみる
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なんで、自民党が変わる必要があるのですか。 なまじっか、うわべだけ変えて変な自民党になるよりも自民党の伝統を守る方がよほど自民党らしいです。 桜を見る会などは、もっと本格的に取り組んで地域社会に元気を与えるような工夫をしてはいかがでしょう。工夫次第では自民党主催の「花見の宴」が実現できるので... 続きをみる
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「不倫は文化」で問題に発展した石田純一さんは本当はそんなことは言ってないと。 ある女性記者の質問に「・・・そういうものが世の中の歴史上にも、いろいろずっとある。そういうことを全否定したら、芸術も否定になっちゃいますよ」と。 これを新聞社のレイアウト担当者が「不倫は文化」とまとめた。素晴らしい能... 続きをみる
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令和元年度 国立大学法人運営費交付金 大学等別予算額(82校) 大学院大学と研究機構を除く) 90法人の交付金の総額は1兆1,585億2千万円 交付金ベスト10 1 東京大学 822億円 2 京都大学 561億円 3 東北大学 458億円 4 大阪大学 447億円 5 九州... 続きをみる
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令和3年度私立大学等経営費補助金 学校別交付一覧 (581校) (一般補助と特別補助の合計です) 1 早稲田大学 85億円 2 慶応義塾大学 77億円 3 昭和大学 55億円 4 立命館大学 55億円 5 東海大学 53億円 6 順天堂大学 51億円 7 北里大学 4... 続きをみる
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一つは、教育を提供する側からの視点、もう一つは、教育を受ける側からの視点。 これまでは、教育を提供する側からの情報が多くあった。いわゆる文科省からの教育行政に関する情報。教育法規を初め教育基本法、教科書の検定、教科書の採択、全国学力調査、共通一次テストなど。 教育を受ける側からの情報は皆無に近... 続きをみる
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盆や正月、法事や結婚式など行事があるたびに母に連れられて、母の故郷へ行ったものだ。 家の前の左手の方にキンカンと枇杷の木があり、右手の方にはミカンの木、ぐるりと回って裏の方へ行くとイチジクの木、柿の木そして広々とした畑には季節季節のスイカやマクワなどがなっていた。 当時、母の里は大家族で、祖... 続きをみる
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日本教職員組合(日教組)は弱体化しているが、現在も存在している。 弱体化の原因は二つのことが考えられる。 その1、領収書のいらない金の問題 その2、保守勢力と言われる組織からの徹底した攻撃 大きな選挙が近づくと「資金カンパ」という名の強制徴収が始まる。 一般組合員でも1万円。この金は今で... 続きをみる
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岸田さんを見ているとどこにでもいる好々爺にしか見えない。 嘘八百ついて、リーダーとして国民をだまし、派閥の親分になる人ではない。 悪人になれない人の代表のような政治家かも知れない。本音のところでは憲法の改正もとても慎重なのだろう。 思想的バックボーンに「教育勅語」「日本の武士道」など掲げて... 続きをみる
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「美しい日本」の再生に向かって、あなた方の政治集団が59年ぶりに「教育基本法」を改訂しました。 あれから20数年が経過しました。「美しい日本」の再生は前進していますか。 教育の基本は「礼節」です。改定の中心に「道徳」と「公共の精神」を据えたことは正しいと思います。 そのような素晴らしい「教... 続きをみる
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平和な心を育てる 『どの国の人にも美しい、と感じるものが増えれば増えるほど、共通の心が広がる。 ~世界一のお金持ちは、いつも同じ服でも気にしない。~篠田桃紅』 お点前の今一服と笑む春着 正 悟
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いろいろな見方があっていい 『真正面だけではなく斜めからも見てみる。新たな魅力があるかもしれない。 ~人と人の関係も、うしろからもよい、横からもよい。~篠田桃紅』 職場だけの付き合いでは相手の本当の姿が見えないことがある。 家族といるとき、遊びに興じている時、今までに見たことのない姿を見... 続きをみる
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ほかと違うことを楽しむ 『相手に従うのではなく、お互いに違うことを面白がる。 ~さまざまな人種、文化、習慣を受け入れて変化する。~篠田桃紅』 集団生活を通して人は自分にないものを取り入れて変化していく。この変化を成長というのであろうか。 新しいものの見方や価値観を身に着けて以前の自分では... 続きをみる
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自分が一切である。 『養分を吸収して支えるのは、自分という根っこ。 ~私が今まで触れたすべてでできている。~篠田桃紅』 自分の体験が根っこにあって、体験から得たものが、体験の知恵として生活に生かされてくる。 体験を多く重ねて、体験の知恵を身に着けていくことは生活... 続きをみる
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1+1が10になる生き方 『なんとなく過ごす。なんとなくお金を遣う。無駄には、次のなにかが兆している。 ~必要な物だけを買っていても、お金は生きてこない。~篠田桃紅』 私の生活の基本は、無駄なく無理なく過ごすということである。そうは言うものの書籍購入やパソコンなどについては、かなりに無駄を... 続きをみる
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なにかに夢中になる 『夢中になれるものが見つかれば、人は生きていて救われる。 ~頭で納得しよう、割り切ろうとするのは思い上がり~篠田桃紅』 何でも夢中になっている人には適わない。 夢中は天才を超えるような気がする。が、一般的には夢中になって家庭を壊したり人生をだめにしたりする人の方が多いよ... 続きをみる
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いつでも面白がる 『新しいものに接するときは、うぶなままでいたい。 ~感動する気持ちがあれば、この世は楽しい。~篠田桃紅』 ある年齢から「面白がったり」「感動したり」する気持ちが少なくなったように思う。ちょうどその時が俳句を詠めない時であったような気がする。 俳句は特に感動の瞬時の爆発を記... 続きをみる
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知ったふりと知らぬふりは、どちらが笑いを取るのだろう 犬はなぜ片足あげるか 知ったふりが言う。 「神代には犬の足三本あり、いかにも不自由さに諏訪の明神に願えば、不憫と思し召され、五徳や鍋の尻は三本でもよかろうと、その一本を下され、それより犬の足は四本になった」 一座の人聞いて、 「そ... 続きをみる
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吝(しわい)やの金槌 吝(しわ)い男、隣へ金槌を借りにやると、 「お安い御用なれど、あいにくうちにござりませぬ」という。 「サテサテ吝いやつかな。コレ丁稚、仕方がないから、うちのを出して使え」 (福禄寿) ケチもここ... 続きをみる
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頼らずに自分の目で見る 『自分の目で見れば、新しい発見、新しい喜びがある。 ~この絵はなにを表しているか、その答えは人それぞれ。~』篠田桃紅格言 自分の目で見ることの難しさ、人は先入観で何事も見てしまう傾向がある。 新学期、新しい学級を受け持つときに、前担任からの引継ぎがある。中でも人物に... 続きをみる
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なんでも言っておく、伝えておく 『老いたら老いたで、まだなにができるかを考える。 ~長生きするほどに、この世の中と隔たるけれど。~篠田桃紅』 「カットするもの、修正するもの、新しく始めるもの」と三つの視点で生活を振り返っている。流石に80代に入ってくると新しく始めるものはほとんどなくなってきた... 続きをみる
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身近なところでいつでも体験するホットする可愛い笑い。 中 姿 勢 いろ男下女をくどき、 「手まえはどうも可愛くてならぬ」と言えば、 「ナニ うそばっかり、お前のようなよい男が、わたしのような中ぐらいな者に」 麗 人 茶を持ってきた女がちょっとイカス肉体美人、尻をポンとたたいて、 「イ... 続きをみる
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どうしたら死は怖くなくなるのか 『考えるのをやめれば、なにも怖くない。ただ「無」になる。 ~歳をとるにつれ、日常に「無」の境地が生まれてくる。~篠田桃紅』 いくつぐらいの時だったろうか、考えるのをやめれば気楽に生きられるだろうになあ。と思ったことがある。考えることをやめることは生きている間は... 続きをみる
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確かに江戸笑話集の中では、「きのふは今日の物語」集がダントツに猥談話が多い。 政治権力に力があるときは、猥談話で無難に笑いを取ろうとする傾向があるようだ。風刺のきいた気の利いた笑いは影をひそめる。 例え無難な猥談話でも度が過ぎてくると締め付けが起こって姿を消していく。 性道徳に影響を及ぼす... 続きをみる
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江戸 笑話集ブームの中でも下ネタの多い笑話集が「きのふは今日の物語」だそうである。おいおい調べて見るが、どの笑話集もそれなりに軽い下ネタ話を取り上げている。 する気 せんき持ち、遊びに行ったが、あまり冷えるから股火鉢をしている。女郎見て、 「いけ好かない。疝気でありんすの?」 「いいや、する気... 続きをみる
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気楽なものと頼れるもの 『自然の一部として生まれてきただけ、と思えば気負いががなくなる。 ~少しずつ自信をつけて、人はようやく生きている。』篠田桃紅~ 人は不安いっぱいで新しい体験をして一つずつ自信をつけて次の新しい不安にぶつかっていく。そして、多くの新しい最期の体験が死であるのだろう。 ... 続きをみる
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あなたの人生を枠におさめない 『杭に結びつけた心のひもを切って、精神の自由を得る。』 ~自分の年齢を考えて、行動を決めたことはない。~篠田桃紅 「もう歳だから」というのは、何かを断る時には都合の良いことばである。 歳を考えて何かをするとかしないとかは考えたことはない。新しいことにすぐ飛びつく傾向... 続きをみる
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色も食も銭も、空しいものなのに花が咲く。 理屈抜きに笑えるから笑いなんだよな。 顔 は 見 な い 「聞いてくれ、今はでな女が通った。まず腰帯が金襴、ふんどしが緋ぢりめんに金糸で立浪の縫い取り、おりよく風が吹いて雪のような股が見えた」 「そりゃさだめし、きりょうもよかったろう」 「... 続きをみる
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にくいね。笑いを社交上の武器として使うなんて見上げたもんだよ。 江戸時代、支配階級として活動するための潤滑油に「笑い」を活用したとは気が付かなかった。 人は笑い合える間柄になって初めて本音の考えが伝わるようで、「笑い」の教養は上級武士としては欠かすことのできない能力であったのだろう。 その... 続きをみる
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いい加減はすばらしい 『食べ過ぎてはいけないし、少なすぎるのもいけない。』 ~万事ほどほどにしておけば、高い徳に至ると孔子は言う。~篠田桃紅 「いい加減」と「好い加減」を使い分けています。 悪い意味での「いい加減」と程よい意味での「好い加減」です。 「あいつはいい加減なやつだ。」「あいつの仕事... 続きをみる
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笑いもいろいろ、少し整理をしてみよう。 1 談笑(打ち解けて笑いながら話し合う。)最高ですね。 2 朗笑(朗らかな笑い。)心が晴れ晴れとします。いい気分。 3 爆笑(大勢で一時に笑う。)元気出ますよ。 4 大笑(大笑い。大いに笑うこと。)近年、爆笑も大笑も忘れてしもうた。 5 微笑(ほほえむこと... 続きをみる
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それぞれに笑いの質が違うようにあるので具体例を挙げながら考えてみよう。 ひとひねりした笑い ジョーク 医者「ご主人は絶対安静が必要ですね。睡眠薬をお出ししておきましょう」 患者の妻「私が夫に飲ませるんですね」 医者「あなたが飲むんです」 艶笑話でもちょっとだけスマートですね ストレートな... 続きをみる
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体の変化がスローモーションで再生される 『誰か式、誰か風、ではなく、その人にしかできない生き方を自然体と言う。』 ~自分を洞察している、もう一人の自分がいる。~篠田桃紅~ 変化に気付かないまま暫くたってその変化に気付くことがある。変化に気付くのが遅かったばかりに命を落とした先輩もいた。 ... 続きをみる
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過去を見る自分の目に変化が生まれる 『体の半分はもうあの世にいて、過去も未来も俯瞰するようになる。』 ~まあいいでしょう、とあきらめることを知る。~篠田桃紅 同年代や後輩が死亡して、その死因に「老衰のため」と書かれているのを見ると、「ええっと、驚いてしまう。」 80代後半は老衰なのか。... 続きをみる
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「笑い」を一番怖がっているのは、権力者たちである。 一般国民は「笑い」を楽しみ、「笑い」に生きる勇気をもらい日々の生活を頑張っている。 一番に検閲と弾圧の対象になるのが「笑い」である。 続いて、演劇や文学作品に検閲の眼が注がれる。平和な今でも「そういう目」で調査活動をしている公務... 続きをみる
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歳をとるということは、創造して生きて行くこと 『日々、違う。生きていることに、同じことの繰り返しはない。』 ~老いてなお、道なき道を手探りで進。~篠田桃紅 私は、平々凡々と同じことを繰り返して生きてゆくのが好きである。そんな日々の方が、心が落ち着き和むのである。 先人・先輩たちの歩いて... 続きをみる
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この寂しさを観音様は微笑む 『自分という存在は、どこまでも天地にただ一人。』 ~自分の孤独を客観視できる人でありたい。~篠田桃紅 そう思いたいのであるが、私は孤独という体験がない。 母が言っていた「人は人中、地は地中。」で、路地裏の焼酎の匂いが吹き抜ける人の多い便利の良い土地に住んでいた... 続きをみる
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古代の「人」は一人で立っていた 『自らの足で立っている人は、過度な依存はしない。』 ~そもそも介入しない、期待もしない、負担にならない。~篠田桃紅 自分では、自らの足で一人で立って生活をしているつもりであるが、多くの人に支えられて生きていることをひしひしと感じる。 介入もしないと自分では思っ... 続きをみる
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百歳はこの世の治外法権 『自らに由(よ)れば、人生は最後まで自分のものにできる。』 ~意に染まないことはしない、無理もしない。~ 篠田桃紅 意に染まないことでもやらなければならないことがこの世の中には多すぎる。いくらストレスを感じても無理をしなければならないことも多くある。 定年退職をして... 続きをみる
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定年退職をして、暇な時間が多くなった70歳過ぎごろから「小津安二郎と木下恵介監督の作品をユウチュウブで観るようになって、邦画もなかなかいいじゃないとくつろいだ一時を過ごした。 小津さんは、私より一回り上の年代が支え、木下さんは私より一回りしたの年代のフアンが多かったようである。 私の年代、昭... 続きをみる
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新聞の見出しに「東電風評被害」という見出しが出ていた。 近ごろ政治家はじめ多くの人が「風評被害」という言葉を口にする。 東電原発事故は風評被害であったのかと事実を知らない人たちは思ってしまう。 この見出しは。「東電風評被害」は「東電原発事故の現状」とするべきだと考える。「風評」という言葉を入れると... 続きをみる
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野党の諸君。みなさんは本当に野党ですか。 野党が野党としての働きをすれば政治は変わると思うのですがね。 税の基本は「富める者から貧しい者への分配である。」と聞いたような・・・ 消費税を導入したことによって、貧しい人から集めた金も富める者へと分配している。 消費税が上がればもうかる人がいる。 それが... 続きをみる
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当地ではアロエのことを医者いらずと言って活用している。 特に擦り傷火傷におなかの不調にと。これが不思議と効くんだ。 昭和30年代の医者は、患者と真正面に向き合って診察をしていた。 今は、コンピュータ と真正面に向き合って、時々患者の方に顔を向けて診察する医者を多く見かける。 私は学生時代... 続きをみる
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選挙が近づくと政治家の誰かが言い始める。 「日本を変える闘い」をしますと。 この国を変えるや自民党をぶっ壊すと言って総理にまでなった小泉さん。小泉さんは変えようとした内容がはっきりしていたのでそれなりに理解が出来た。 ただ、この国を変えた後、国民は幸せになったのかという検証が出来ていない。こ... 続きをみる
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橋田寿賀子さんの死で思い出したのが、昭和を代表するカッコイイ文芸評論家、江藤淳氏である。 何がカッコいいかと言えば文芸評論は勿論、時事評論も彼の人生そのものが変化球なしの直球勝負であったこと。 昭和30年代から文芸春秋を購読していたが、江藤淳氏の論文が載ってない月がなかったほどに彼の文章を読... 続きをみる
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作家の橋田寿賀子さんが、2017年92歳の時に文春新書で「安楽死で死なせてください」と、安楽死宣言を公表した。 「人に迷惑をかける前に死に方とその時期ぐらいは自分で選びたい。」 「そろそろおさらばさせえて下さい。」という権利があってもいい。 そして3年後、95歳でリンパ腫で亡くなられた。 満足... 続きをみる
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患者の家族の対応に忙しい勤めの中、明るい真っ直ぐな態度で対応いただき本当に有難うございます。 7月29日(土)に救急車で病院へ。診断の結果1週間程度の入院を告げられたが、次の日の検査で消化器に問題が発見され2週間の入院予定に変わった。 518病室から2日後に519病室に、3日目に514病室に... 続きをみる
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高知県の102歳の医師、疋田善平(ひきたよしひら)さんが提唱する「死ぬ1週間前まで健康でいられる秘伝」より 高知県の過疎地で、「誰もが元気にポックリ死ねる町」を体現した102歳の医師が教えてくれる「満足な生と死」とは? ノンフィクション作家の奥野修司氏がレポートしています。 住民の大半の人が... 続きをみる
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卒寿小論 276 妻が私を生かしてくれていたのです。これからも
妻が入院して2週間だらだらと過ごしていたので体の調子がくるってしまった。 9日のネットで調子が狂った原因を理解することができました。 毎日の料理や家事全般、寝返りを2・3時間おきに打たせることなど、筋肉を使っていたのが、私の元気のもとであったのです。 102歳の医師、疋田善平さんの「満足死を目指す... 続きをみる
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昭和30年代の初め教員養成の大学に在学中、OBS放送劇団のテストを受けて合格をした。 私の心の片隅に「声優」という思いがあった。憧れのようなもの。 放送劇団員としての基礎からの練習は楽しかった。 教員採用試験も受けて合格をした。さて、どの道へ進むべきか。 親をはじめ親戚一同から、教師の道... 続きをみる
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理想は高く掲げるが、毎日の実践は平平凡凡と粘り強く繰り返すだけである。 凡常にいつもと変わらない日常の生活の中で、教師としての使命感や責任感が静に深く伝わってくるような生き様がよい。 中でも「正義と公正」の姿が大げさにではなく極めて自然ににじみ出てくる生活態度がよい。「正義と公正」は、「信頼... 続きをみる
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卒寿小論 269 教員採用「囲い込み」「教員免許なし」でも(教育12)...
敗戦後、国は教育にどう取り組んできたのか。 1945年の敗戦から78年を過ぎた今、教員になり手がないということを通して、教育に対する課題を見直す時が来た。 優秀な人材を集めることは、教育に関しては無理な課題である。塾の講師なら優秀な人材を見定めることはできるだろう。 特に義務教育に関しては、... 続きをみる
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正義・礼儀・義務・抑制などが死語になりつつある危険 昭和20年代の敗戦後の日本は相当に乱れた。 そして、平成から令和にかけての今も相当に乱れている。 敗戦後の乱れと現代の乱れは何かが違うような気がする。 敗戦後の乱れは、命を繋ぐための食っていくための乱れで... 続きをみる
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同級生や同年輩の退職教員と顔を合わせると話がはずむ。 「今の時代(令和)だったら、務まらんで。あの時代だったから何とか務まったと思うな あ。」 あの時代というのは、昭和30年代で今現在85歳を過ぎた年齢である。 「いやあ、本当によく務まったと思います。」 「先輩が新任教員を連れてよく飲みにつ... 続きをみる
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作戦タイム 勉強も歯磨きと同じ、習慣に 勉強も歯磨きと同じで習慣化していくのが大切。 小学校3年生は勉強の内容も量も大きく変化する年である。特に国語の新しい漢字が増えてくる学年であるので興味を持って楽しく継続していく学習方法を身につけさせたいものである。 最初のヒントは親や教師が提示して、... 続きをみる
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作戦タイム 14 輪読の勧め 読書好きの子どもを育てるには、家族ぐるみで本を読む環境をつくることです。 子どもだけを本好きにするすることもできますが、親の努力が大変なことになります。 親も子も読書を好む環境を整え... 続きをみる
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作戦タイム 13 読書感想文も自己紹介の一部 作文の出発が自己紹介であるならば、読書感想文も自己紹介の一部と考えてまとめていくとよいですね。 と、考えると「読書感想文」の前に「本の紹介」ができることが大切です。 自己紹介を思い出して、自分の名前を始めに書いたように「本の題名」... 続きをみる
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作戦タイム 12 自己紹介が作文の基本 小学校3年生の男の子を持つお母さんから、「読書感想文が書けないのですがどうしたらいいのでしょうか。」と相談があった。 私は読書感想文に取り組む前に「自己紹介文」を書くことを勧めました。 基本的には、読書感想文は小学校高学年からの指... 続きをみる
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一つのことに集中して取り組めるようにすることです。 体質や生活環境も含めて、不安や恐怖心が芽生えるような場合は学習や生活に集中できず悩み多い生活に陥っていきます。 親の役割は、アレルギーや低血圧、その他身体的な特徴を早く把握して対処できるようにする。専門家との連携が... 続きをみる
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自信を持って自分の力で問題を解決し前進していくこどもを育てる方程式 参考にして下さい 賞・受容・成就成功・理解・体験・安定感(分子) 罰・敵意・不安・恐れ・欲求不満・劣等感(分母) 分母を小さくして、分子を大きくすることによって、自信(やる気・存在感... 続きをみる
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子育て作戦タイム 9 子どもの心をつかむ力 親も教師も子どもを育てる立場にある人は「子どもの心をつかむ力」を持たねばなりません。 日常の生活の中で、子どもたちとの自然なふれあいがあると授業での人間関係もよくなり学習活動が無理なく楽しい雰囲気... 続きをみる
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子育て作戦タイム 8 体験から得た基本 私自身が小学校1・2年生までは不登校気味で朝になると母親を大変困らせていた。幼稚園に入るまではひ弱い病気がちの生活を送った。そのせいもあって祖父母に過保護に育てられた記憶がある。 だから新しいこと... 続きをみる
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子育て作戦タイム 7 親の強みを子育てに あなたの強みを子育てに生かそう。趣味や特技を最大限に活用する。 Aさんは、土日が来ると子どもと一緒に運動場でサッカーボールを蹴ったりキャッチボールをしたりして過ごしています。 Bさんは、本の読み聞かせをしています。子どもが字を読めるよう... 続きをみる
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子育て作戦タイム 6 作戦タイムの内容 緊急を要する作戦タイムとゆとりを持って考えられる作戦タイム 緊急を要する作戦タイムは、健康上の問題や心理的な問題が現れた始めた時。次に学習面における作戦タイムが考えられる。 どちらにも共通する問題は、親や家族の子供に接する接し方の問題が第一に考えら... 続きをみる
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子育て作戦タイム 5 作戦タイムを取るタイミング これまでいろんなスポーツに関わってきました。どのスポーツも試合の流れというものがありまして、いったん悪い方へと流れ始めるとずるずると悪い方へ悪い方へと行ってしまうことを経験しました。 そんなとき... 続きをみる
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子育て作戦タイム 3 親の役割を学ぶ 子どもが主役になって行動を進めていくが、主役を動かすのは母親であり、父親であり、教師である。 中でも母親の役割は重要である。スポーツに例えるならば、監督であり、コーチであり、応援団長である。 一番困る監督は、その時の気分で言うことが変わる監督である。... 続きをみる
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子育て作戦タイム 2 集中力は計算問題で 教科書の中から、すでに学習した問題を「5問」選んで計算する。 子どもが主役。お母さんは脇役で。 問題作りから子どもを主役にする。自分で問題をつくる面白さを身につけさせる。 計算練習ノート、時計(ストッポチ)、教科書などすぐ利用できるように身近に置... 続きをみる
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子育て作戦タイム 1 「3あ」の心で 1 「あせるな」 2 「あてにするな」 3 「あきらめるな」 あせると相手の本当の姿が見えなくなる。 あてにすると当てが外れたときに腹が立つ。 あきらめると意欲がなくなる... 続きをみる
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1972年(昭和47年)35歳の夏 その日はどんよりと曇った一日であった。 昭和の時代の教員は、夏季休業中は自宅研修という名目で自分の意志で自由に過ごすことができた。よき時代であった。 県下で初めて、学校現場での「ことばの教室」を開設して言語障害を持つ子どもの訓練に取り組んでいた。障害を持つ... 続きをみる